オーストラリアでワーキングホリデー!住居探し・職探し
前回はオーストラリアのワーキングホリデーについて紹介しました。今回はビザをとったけれど、次に何をしていいか分らない!住居は?仕事は?語学は?今回はオーストラリアに行く人のために、ビザをとった後、何をすればよいか紹介します。
1.オーストラリアでワーキングホリデーするなら、TFNの申請しよう!
TFNとはタックスファイナルナンバー(納税者番号)のことです。オーストラリアで働く場合には、これを取得し、雇用者に見せる必要があります。このTFNの申請は義務ではありませんが、取得しないと税金を多く払わなければいけません。オンライン申請が可能です。オーストラリア税務局のサイトから個人情報を入力し、申請してください。申請後28日以内に手紙が送られてきます。
2.オーストラリアで住居探し
①留学エージェントを使う
語学や長期の海外での生活が不安だという方は、留学エージェントを使い、住居を決めると良いでしょう!エージェントを使うと、語学学校なども簡単に決めることができますね!安心できるエージェントに全て任せるのも1つの方法ですね!
下記のリンクから自分にあった条件を検索すると、対応しているエージェントのパンフレットを一気に取り寄せることが出来ますよ!参考にしてみてください!
②ネットで探す
日系のサイトです。更新率が高く、シェアハウスから一人暮らしのアパートまで様々な滞在スタイルが掲載されています。
日系のサイトです。こちらも更新率が高いです。英語で掲載されているものもあります。徒歩何分かまで書いてあるので便利ですね!
日系のサイトです。ほとんどがシェアハウスの募集です。
英語表記のサイトです。家賃はピンキリです。
3.オーストラリアで仕事探し
オーストラリアで最も仕事が豊富なのは都市部や観光地です。語学力が乏しくても、日本人観光客向けの日本語で対応できる仕事が見つけられるでしょう。
また雇用主1社につき最長6ヶ月間の短期間の仕事に就くことができます。また、最低賃金$17.29です。
キャンベラ、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、パース‥などの有名な都市部、また都市部から車で30分~1時間ほど離れるだけで農業地域でのファームステイができます。具体的には住み込みで行う農作業や果樹園での収穫、ぶどうの木の剪定などの手伝いをしながらのオーペアです。季節労働は2度目のワーキングホリデー ビザ取得の条件でもありますので、ぜひ体験しておくと良いでしょう。
仕事探しに困ったら留学エージェントや留学カウンセラーなどに頼ってみると斡旋が見つかる場合もあります。
オーストラリアで出来る仕事
- レストラン・カフェ
- ツアーガイド
- ホテル
- 事務
- ベビーシッター
- ファームでの農作業・果実収穫・家畜の世話
ネットで探す
日系のサイトです。とても有名なサイトで多くの日本人が利用します。
日系のサイトです。主に日本食レストランの求人が多いです。
日系のサイトです。更新率が高く、掲載されている数が多いです。
日系のサイトです。主にホテルの仕事が多く掲載されていますが、少し変わった仕事も掲載されています。
英語表記です。地元の人にも多く利用されているサイトです。
4. オーストラリアでのワーキングホリデー費用
オーストラリアでの滞在費用の目安は、フラットと呼ばれる家具付きアパートで共同生活をする場合、1ヶ月の住居費は3~8万円程度、ホームステイは食事つきで1ヶ月4~7万円程度、学生寮は食事つきで3~6万円が目安です。
語学学校の費用は、例えば2週間コースで12~25万円程度が目安。この中にはカルチャー体験が含まれます。これはアメリカやイギリス・フランス等と比較してかなりリーズナブル。ただしプログラムの種類や時期などによっても費用は大きく違ってくるので注意が必要です。
その他に渡航費、パスポート・ビザ申請費用、海外旅行傷害保険、状況によりTOEFLなどの受験料、出発前の語学学習費用、身の回り品の準備費用などさまざまな費用がかかります。留学エージェントやカウンセラーを利用する場合はそちらの費用も確認しましょう。
5.銀行口座開設
必要書類
- パスポート
- 滞在先住所
- 電話番号(後から伝えることも可能)
- 現金(入金するため)
上記の書類を持って銀行へ行きましょう!約1週間後に郵送でカードが送られてきます。
★ANZ(オーストリア・ニュージーランド銀行)
ANZであれば東京と大阪に支店があるため、日本にいながら現地オークランド支店の口座を開設することができます。留学後に口座を開設するのが不安な方は、留学前に現地の口座を開設してしまうというのも、ひとつの方法ですね!
6.ワーキングホリデーの延長手続き
1年間のワーキングホリデーが終了した後に、ワーキングホリデーを延長することをセカンドワーキングホリデーと言います。オーストラリアのワーキングホリデーは、ワーキングホリデーが終了した後にビザを変更し滞在することも可能です。(学生ビザに変えるなど)今回はセカンドワーキングホリデーについて紹介します。
申請条件
- ビザ申請書が受理された時点で18歳以上30歳以下であること
- オーストラリアで休暇を楽しむことが主目的であること
- 政府指定地域にて最低3ヶ月以上の季節労働に従事したこと
- 心身ともに健康であること
他はワーキングホリデーとまったく同じです。
申請方法
セカンドワーキングホリデーはオーストラリア国内、国外それぞれ申請することができます。
- 帰国後、日本で申請する
- オーストラリア国内で申請する
- オーストラリア国内で他のビザから切り替える(学生ビザ→セカンドワーキングホリデーなど)
セカンドワーキングホリデーは書類申請かオンライン申請です。オンライン申請の場合、移民局の申請ページから申請することができます。
≪出典≫
7. オーストラリアの退職年金制度とは?
オーストラリアには、退職年金制度(スーパーアニュエーション、Superannuation)があるのを知っていますか?
これは日本の厚生年金のようなもの。積み立ての方式の退職年金制度で、企業(雇用主)が自社で選んだ年金基金団体(Superannuation Fund)に被雇用者の給与から10%以上を毎月積み立てるというものです。
ワーキングホリデーでオーストラリアに来ている人も、毎月の給与が450オーストラリアドル以上ある場合には対象となります。
通常、貯まった年金は65歳になるまで引き出すことはできませんが、留学生の場合はオーストラリアを出国すれば、この積立金を引き出すことができるんです。
払い戻しの条件
ところがこの年金、帰国後払い戻しが可能なことを知らない人があまりにも多いのが現状です。
- すでにオーストラリアを出国している
- オーストラリアで、ワーキングホリデービザや学生ビザなど、労働可能なビザで就労した
- ビザの期限切れなどでビザが失効している
- オーストラリアの永住権を取得していない
- オーストラリアでの就労中に、最低でも1か月に450オーストラリアドル以上の収入があった
申請に必要なもの
日本に帰国してからの手続になります。日本に帰る直前に、オーストラリアで手続するといったことはできません。またオーストラリアを出国してから、もしくはビザの有効期限が切れてから5年以内に申請する必要があります。5年以上たってしまうと、払い戻しができなくなるので要注意。
- 退職年金基金番号
- 雇用開始日と終了日
- パスポート、パスポート番号
- 利用した年金基金団体名
- 雇用主の名前
- オーストラリアのタックスファイルナンバー
- 名前と生年月日
- メールアドレス
ワーキングホリデーで滞在している間に、勤め先を変えた場合、勤め先ごとに、年金基金団体の確認が必要です。
申請後、訳1か月程度で払い戻しされます。また返金先の口座が日本の銀行口座の場合は送金手数料が発生する可能性があります。
おわりに
今回はオーストラリアにワーキングホリデーに行く方のために、ビザをとった後、何をすればよいか紹介しました。
住む場所や、現地での仕事のこと、色々心配や不安があるかもしれませんが、ぜひワーキングホリデーを楽しんできてくださいね!
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