ドイツのワーキングホリデー!基本情報・ビザ

前回まではフランスのワーキングホリデービザについて書きました。そこで今回は同じヨーロッパであるドイツのワーキングホリデービザについて書いていきます。

ワーキングホリデービザってどういうビザ?

日本の若い人たちにドイツの文化や日々の暮らしに触れる機会を 提供するためのものです。滞在可能な期間は3ヵ月以上1年以内で、ドイツのさまざまな職場で働くことができます。申請時に全く費用はかかりませんが、ビザ申請時の書類に生活費支払い能力の証明書(残高証明書)を提出する必要があります。

ドイツでワーキングホリデー

ワーキングホリデービザの特徴

  • 滞在可能期間は最長1年間である
  • ドイツ滞在時に延長することはできない
  • ビザの発給は1回限りである
  • 現地での就労日数の上限がない

生涯に発給できるのは一度きりで、長くても1年間で帰国しなければいけません。

ドイツ

ビザ取得条件

  • 日本国籍を有していること
  • 申請時に18歳以上30歳以下であること
  • 親族(子供など)同伴ではないこと
  • 以前にドイツのワーキングホリデービザを取得していないこと
  • ドイツ長期滞在経験者は帰国してから3ヶ月経過していること

この条件を満たしていれば、誰でも申請することが出来ます。

ドイツでワーキングホリデー

ドイツのワーキングホリデービザの申請をしてみよう

ワーキングホリデービザを取得する条件を満たしたら、実際に申請してみましょう!また、ビザ申請は本人のみしかできません。

ドイツ特有のビザ申請

  • ワーキングホリデービザは定員に制限がなく、期間の制限もない
  • 世界各国のドイツの大使館・総領事館でビザ申請することが可能(国外から申請可能)
  • 日本人の場合は、ビザなしでドイツに入国してから、現地の管轄当局(通常、外国人局)で申請することできる
  • 日本で申請する場合は東京の大使館、または大阪の総領事館申請手続きができる
  • 日本で申請する場合は予約をしなければならない

→予約申請システム(ドイツ連邦共和国大使館・総領事館

ドイツビール

ドイツ特有の申請書類

往復航空券予約証明書

必要書類に往復航空券または、往復航空券の予約を証明するものを提出しなければなりません。復路の日程を後から調整できるオープンタイプの航空券を選ぶと便利です。

★もし航空券の証明書が片道だけだった場合は、生活費支払い能力の証明書の最低金額が変わっていきます。1年間滞在する場合、往復航空券が証明できると2,000ユーロ以上(約23万円)、片道のみだとこの2倍の金額を証明しなければなりません。

ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険および旅行賠償責任保険

歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するものではいけません。さらに、旅行損害賠償責任にも加入しなければなりません。また、保険の証明書だけではなく、保険料を支払った証明として領収書も必要です。

★ステップイン旅行保険 http://ryokohoken.step-in.de/

ドイツ留学者から人気の保険会社です。ビザ申請で要求される保険に最適です。

ワーキングホリデービザの申請

ドイツでワーキングホリデーするなら、どの都市?

ドイツ首都ベルリンをはじめ、ハンブルク・ミュンヘン・フランクフルト‥など、各地に個性的な都市がありますが、全土を通して自然環境保護やリサイクル活動などが浸透しています。地域の特色を生かした物作りなどにも触れる機会を作るといいですね。

ベルリン

ヨーロッパの中心ともいえる大都市です。ヨーロッパの歴史や文化・芸術に一堂に触れることが出来、また新しい時代への躍動感溢れる現代的な街でもあります。外国からの留学生や旅行者も多く、国際色豊かな体験ができるでしょう。

ハンブルク

エルベ河口に広がるドイツ第2の都市です。ドイツ北部の産業・経済の中心地と言えますが、一方でお祭り好きで芸術に触れる機会も多い、文化的な都市でもあります。スポーツも盛んで、ワーキングホリデーでの長期滞在も楽しめるでしょう。

ミュンヘン

バイエルン州州都でドイツ第3の都市です。名門ミュンヘン大学がある学園と市であり、またサッカーチームや、オクトーバーフェスト・歌劇場・博物館‥など見所満載の観光都市でもあります。ミュンヘンは学問文化スポーツと、多目的に対応できる街です。

ケルン

ドイツ西部ライン川河畔にある工業都市。「オーデコロン(ケルンの水)」の発祥地・生産地としても有名です。またドイツ国内でも特にサッカーが盛んな地域で、サッカートレーナーライセンスの取得プログラムなどもあります。

フランクフルト

商業都市としてドイツ最大ですが、ゲーテゆかりの地として文化的発展も遂げており、世界有数の見本市は多くの外国人旅行者を集めています。ビジネス色の強いドイツ語を扱う語学学校が多く、社会人の語学留学にも適したプログラムが豊富です。

ドイツのワーキングホリデーの魅力

1.ワーキングホリデーで何ができるか

  • 語学学校に通ってドイツ語を勉強を勉強
  • ドイツで働く
  • ドイツや周辺の国々を旅行
  • ドイツビールの飲み歩き
  • 習い事

上記にあげたものは、ほんの一部!何をするかはあなた次第です!

他国とは違って就労期間の制限や学校に通う就学期間の制限はありません。

2.ドイツのワーキングホリデーの利点

ドイツのワーホリホリデービザは他国と違って、年間発給数の制限もなく申請時期も限定されていません。日本国外でも、ドイツに行ってからでも申請することが可能です。また、作文や卒業・在学証明書等の提出も不要です。現地で働くときに別途労働許可を取る必要もありません。

3.語学が学べる

ドイツにワーホリに行く理由として一番多いのがドイツ語の習得です。ドイツにはGoethe Institutのような集中ドイツ語コースを提供する語学学校から、VHS(ドイツのカルチャーセンター)のような仕事の後や週末に通うドイツ語コース、大学の夏季休暇に行われるサマーコースまで、自分の計画に合わせてドイツ語が学ぶことができます。

ドイツ語は日本人には馴染みの薄い言語ですが、EUでは一番話されている言語です。世界的な産業先進国ですから、ビジネス面でもドイツ語力は役立ちます。1年間を有効に生かしてドイツ語をスキルアップしましょう。

またドイツは自然環境保護の意識が高く、リサイクル活動が国民生活に浸透しています。物作りを大切にする風土で確立されたマイスター制度も、是非ワーホリ期間中に体験プランを取り入れてみましょう。

4.生活費

意外なことに、ドイツの物価はそれほど高くなく、ヨーロッパの平均です。ミュンヘンやハンブルクなどの大都市はドイツの地方都市と比べて高いですが、ロンドンやパリなどの他のヨーロッパの大都市と比べると安いです。また、家賃は割と安めで、ドイツではシェアハウスが昔からあり、シェアハウスに住めばさらに安くすませることができます。さらに、食料品などは日本よりも安いです。

ドイツ

おわりに

ドイツのワーキングホリデービザは他国と違って、自分のしたいことが思う存分できますね!ぜひワーキングホリデーを使って、自分のこだわりを詰め込んだステキな留学にしてください!ビザを取った後のことを知りたい方はワーホリでドイツ留学も参考にしてみてください!

ドイツ ワーキングホリデーと一概に言っても、各 留学エージェントごとに留学プログラム・価格・サービスはさまざまです。各社を賢く比較し、親身に相談にのってくれる留学エージェントとの出会いが肝心です。留学エージェントに一括で資料や見積りを取ることで、あなたに合ったドイツ ワーキングホリデーのプログラムがきっと見つかります!

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≪参考≫

ドイツ連邦共和国大使館・総領事館

ワーキングホリデー・ビザ

ドイツでワーホリする10の理由

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