新たな協定国・スロバキアへワーキングホリデー!基本情報・ビザ
2016年6月から新たなワーキングホリデー協定国として、スロバキアが追加されました。そこで今回はスロバキアについてと、スロバキアのワーキングホリデーについて紹介します。
スロバキアってどんな国?
中央ヨーロッパに位置する国です。チェコ・ポーランド・ウクライナ・ハンガリー・オーストリアの5か国と隣接しています。首都はブラチスラバ。公用語はスロバキア語で、通貨はユーロです。かわいらしい街並みが特徴であり、人口も少ないことから、小さくかわいらしくゆったりとした国です。
スロバキア語
スロバキア語はスロバキア共和国で500万人の人たちに使われています。また、チェコ、アメリカ、ハンガリーやセルビアにおいて、スロバキアからの移民によって話されています。また、チェコとスロバキアは以前ひとつの共和国だったという過去があることから、チェコ語とスロバキア語は非常に似ています。そのため、チェコ語とスロバキア語でお互いに会話をしても、ほぼ完全に理解することができます。

スロバキアのワーキングホリデー
日本とスロバキアのワーキングホリデーは2016年6月からスタートしました。年間では400人が定員とされていますが、2016年度は6月から始まったこともあり、定員は200人となっています。
申請条件
- スロバキアでの休暇を主な目的とし、それに付随した行為として就業や就学をすること。
- 申請時の年齢が18歳から30歳までであること。
- 扶養義務のある家族を同伴しないこと。ただし同伴される者自身が別で何らかのビザを取得する場合においては例外とする。
- 日本政府が発行した有効なパスポートを所有しており、ビザ発給日より起算して15ヶ月以上の有効期間が残っていること。
- スロバキアでの滞在資金として4000ユーロ(日本への帰国用航空券がある場合には3000ユーロ)を所持していること。
- ビザ申請のための手数料(33ユーロ)を支払うこと。
- スロバキア滞在期間中をカバーする医療保険(ワーキングホリデー保険)に加入すること。保険では緊急での治療時や死亡時の日本への送還費用などを含め、関連する全ての医療費が補償されている必要がある。
- 日本で健康診断を受け、スロバキア社会に危険となる感染症等に感染していない事が証明できること。
- 日本国外務省によって公印確認・アポスティーユされた犯罪経歴証明書を準備すること。
- 過去にスロバキアでのワーキングホリデービザを取得していないこと。
- スロバキア滞在期間中にスロバキアの法律に従って行動すること。
※犯罪経歴証明書
この証明書についてはポルトガルのワーキングホリデーでも必要とされるため、証明書の入手方法についてはこちらのポルトガルのワーキングホリデー!を参考にしてください。
≪出典≫

ワーキングホリデービザを申請してみよう
ビザ申請は申請者本人が東京にあるスロバキア大使館で申請しなければいけません。まず、サイトからビザ申請書をダウンロードし、作成してください。(ビザ申請書)
そして、申請条件に書かれていたものを証明する書類がそろえましょう!その後、大使館に事前に予約をとり、申請手続きを行います。ビザが発給される時間は個人により異なるので、航空券や保険の手続きなどの予約を確定しないように注意してください。
※ワーキングホリデーが開始したばかりなので、最新情報は直接大使館へお問い合わせください。
スロバキア共和国大使館
〒106-0046 東京都港区元麻布2-11-33
03-3451-2200・03-3451-1033
特命全権大使:マリアーン・トマーシク 閣下

スロバキアの魅力
自然が多い
スロバキアの首都ブラチスラバは旧市街があり、こじんまりとしていますが中世の雰囲気を味わうことのできる観光地です。しかし、そんな首都からちょっと歩くだけで森や川があり、自然を感じることができます。
のどかでゆったりとした雰囲気
スロバキアはパリやローマなど他のヨーロッパと比べると観光客が少ないです。そのため、観光地には観光客だけではなく地元の人々もたくさん!騒がしくなく、のどかでゆったりとした雰囲気が魅力的です。
ドブシンスカ氷穴
世界遺産である氷の洞窟です。自然が作り出した絶景です。日本ではあまり知られていませんが、死ぬまでに一度見たいと言われる素晴らしい世界遺産です!公開期間は限られています。
お城がたくさんある
スロバキアには多くの城があります。特に世界最大級の廃墟と言われているスピシュ城は、「天空の城ラピュタ」とも言われています。アニメやゲームのような世界を味わってみてはいかがでしょうか。
ユーロが使える
スロバキアは2009年から通貨がユーロになりました。さらに、スロバキアはユーロにもかかわらず、他のユーロ圏に比べると比較的物価が安いと言われています。

おわりに
今回は新たなワーキングホリデー協定国となったスロバキアについて紹介しました。
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