新たな協定国・オーストリアへワーキングホリデー!基本情報・ビザ
2016年7月から新たなワーキングホリデー協定国としてオーストリアが追加されました。今回はオーストリアについてと、オーストリアのワーキングホリデーについて紹介します。
オーストリアってどんな国?
中央ヨーロッパに位置する国です。ドイツ、リヒテンシュタイン、スイス、イタリア、スロベニア、ハンガリー、スロバキア、チェコと8か国に隣接している国です。首都はウィーンで、人口は約830万人。通貨はユーロです。公用語はドイツ語、ハンガリー語、スロベニア悟の3つですが、大多数がドイツ語を話します。歴史的にはハプスブルク家やモーツァルトが深く関係しています。

オーストリアのワーキングホリデー
オーストリアとは2016年7月からワーキングホリデー制度がスタートしました。一般的にワーキングホリデーは1年間滞在できますが、オーストリアのワーキングホリデーは2016年現在、最長で6ヶ月間とされ、更新や延長ができません。定員は200人です。ワーキングホリデー制度は18-30歳までの青少年に就労を渡航目的としない文化観光など休暇目的の入国及び滞在期間中に旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。外国に滞在することにより語学力を身に付け、外国の文化および生活を知り,相互理解を深めることで将来就職に役に立つ知識を得ることを主な趣旨とします。最長6か月間滞在し、基本的に就労許可を取得することなく収入を得ることができます。一旦出国することなくノービザ滞在前後でも可能です。オーストリアは日本人であれば6ヶ月までビザなしで滞在することが可能です。
申請条件
- 申請者の年齢は18歳から満30歳であること
- WHPビザの申請はビザの有効期間の6か月前から、遅くとも3週間前までに行う
- WHPビザの有効期間の変更はできない
- WHPビザの最長期間は12か月であり、複数の再入国が可能
- WHPビザの延長はできません
- WHPビザは一国一人一回のみ申請可能 (WHPビザを消化できない場合、キャンセルしない限り再申請できなくなります。ただし就労しなかった理由による事後キャンセルはできません)
- 就労が可能であるものの、就労・就学は主な渡航目的であってはいけません
- 申請者はWHPビザの有効期間より残存期間3か月以上ある旅券を所持する
- 申請者は往復航空券、あるいは購入に必要な資金を持たねばなりません
- 申請者はオーストリア入国後最初の一定期間、自力で生活できる充分な資金を持たねばなりません
- 申請者は充分な健康保険に加入していなければなりません
- 申請者は充分な健康状態でなければなりません、なお犯罪歴があってはなりません
- WHPビザは無料です
≪出典≫
ビザ – BMEIA - Außenministerium Österreich

ビザを申請してみよう
必要書類
- 申請用紙 ビザD Visum D
- ICAO規定適合 パスポート写真
- 日本国旅券、ビザの有効期間より残存期間3か月以上必要
- 滞在期間中の旅行、疾病、事故保険(最低保障3万ユーロ)
- 入国後最初の一定期間自力で生活できる充分な資金の証明書
- 航空券あるいは航空券を調達できる充分な資金
必要書類がそろったら、予約をとりましょう!オンラインで予約することができます。(オンライン予約)
※最新情報は大使館にお問い合わせください。

オーストリアの魅力
音楽の都
モーツァルトやシューベルトなどの偉大な音楽家を生みだしたオーストリア。首都のウィーンは音楽の都として知られています。ドイツ出身のベートーヴェンもウィーンで暮らしました。そんなウィーンには世界3大オペラ座に数えられるウィーン国立歌劇場もあり、本場の音楽を味わうことができます!
歴史がある
マリーアントワネットで有名なハプスブルク家といえばオーストリア!オーストリアにはたくさんのハプスブルク家ゆかりの地があります。ウィーンにはたくさんの美術館や博物館があるので、歴史好きにはたまらないですね!
自然がある
また、オーストリアにはアルプスの大自然を感じる事の出来る一面も持っています。ハルシュタットという町は、は歴史ある世界遺産の町であり、湖のそばにある自然を満喫できる町でもあります。
美味しいお菓子
ハプスブルク家の影響か、オーストリアには甘いお菓子がたくさん!どれも歴史のあるお菓子ばかり!近年、日本でも目にするようになった「ザッハトルテ」はチョコレートケーキの代表ですね!

おわりに
今回は新たにワーキングホリデー協定国となったオーストリアを紹介しました。
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