韓国でワーキングホリデー!住居探し・職探し
前回はワーキングホリデーで行けるアジア圏として、韓国を紹介しました。ワーキングホリデービザをとったけれど、次に何をしていいか分らない!住居は?仕事は?今回はワーキングホリデービザで韓国へ行く人のために、何をすればよいか紹介します。
1.韓国で外国人登録
韓国に91日以上滞在する日本人は、入国後90日以内に外人登録を行わなければなりません。これは銀行口座の開設や住居の契約など様々な場面で必要となります。
必要書類
- パスポートおよびパスポートのコピー
- 外国人登録申請書
- カラー写真(4.5×3.5cm、背景が白のもの) 1枚
- 活動計画書(ワーキングホリデー渡航者の場合)※ビザによって提出する書類が異なる
- 手数料3万ウォン(約3,000円)
上記の書類を持って、管理事務所へ申請しに行きましょう。地域によって管理事務所が異なるので注意してください。
2.韓国で住居探し
韓国留学の滞在スタイルには、他の国でも一般的であるホームステイ、寮、1人暮らしに加え、ハスクとコシテルと呼ばれるものがあります。
・ハスク
韓国語で下宿という意味です。学生街に多くあり、親元を離れた韓国人や日本人留学生が多く利用します。朝と夜の食事が提供されることが一般的でシャワーとトイレが共同であることが多いです。1ヶ月35万~60万ウォンほどで住むことができます。
・コシテル
コシテルはハスクよりもプライベートが守られている滞在スタイルです。シャワーとトイレが自分の部屋に完備されています。キッチンと洗濯機が共同ですが、好きな時に自炊することができます。キッチンには白米とキムチが常時完備されています!1ヶ月40万~60万ウォンほどで住むことができます。
これらの滞在スタイルを含め、韓国での住居探しについて紹介します。
①留学エージェントを使う
語学や長期の海外での生活が不安だという方は、留学エージェントを使い、住居を決めると良いでしょう!エージェントを使うと、語学学校なども簡単に決めることができますね!安心できるエージェントに全て任せるのも1つの方法ですね!
下記のリンクから自分にあった条件を検索すると、対応しているエージェントのパンフレットを一気に取り寄せることが出来ますよ!参考にしてみてください!
②ネットで探す
Ⅰ.日系のサイトで探す
自分にピッタリの住居は見つからないかもしれませんが、エージェントを通すよりも割安な物件を見つける事が出来ます。在韓日本人から住居以外にも便利な情報を得る事が出来るので、大変役立ちます。
このサイトの掲示板のところから探す事が出来ます。シェアハウスやワンルームを探す事が出来ます。
生活情報のその他の部分から探す事が出来ます。あまり載っていませんが、役立つ情報はたくさんあるので便利です。
ホテルの欄からゲストハウスやホテルを探す事が出来ます。短期間の住居を探している方にオススメです。
上のサイトのプサンバージョンです。
求人コーナーから探す事が出来ます。アパレル関係やネイリストなどの求人が多いです。
Ⅱ.日系の不動産会社を探す
基本的に日本人向けの不動産屋は家賃1ヶ月分を手数料と頂いているケースが、低価格な手数料でサービス提供をしています。銀行口座開設などのサポートも受ける事ができます。
日本でも有名であるレオパレス21の韓国支店。仲介手数料は家賃1ヶ月分です。内覧には日本人スタッフが同行します。通常契約期間は1年間です。
仲介手数料はお問い合わせの際に提示。1年間無料で生活をサポート。予想外のトラブルが起きた時も安心です。
韓国留学経験者の日本人が下宿やワンルームを紹介。ワンルーム契約の場合、手数料は20万ウォン~30万ウォンです。送迎サービスもあります。
③新聞や掲示板などで探す
韓国の地元の人は新聞の広告や掲示板などで住居を探します。韓国には街のあちらこちらに無料の新聞が入っているものが多くあり、誰もが自由に取る事が出来るようになっています。そこの不動産コーナーには新しい情報がたくさん載っているので十分に住居を探す事が出来ますね!
④ルームシェアをする
言語や文化を学びながら生活をしたい人にはルームシェアがおすすめです。韓国人と暮らすことによって色んな事が学べるかもしれませんね!
3.韓国で仕事探し
韓国のワーキングホリデービザは就労期間の制限がありません。しかし、制限されている職種もあり、仕事探しは困難です。韓国の最低賃金は6,030ウォンです。韓国はアルバイトの時給が安いうえ、最低賃金を守らないこともあり、社会問題にもなっています。
韓国ワーキングホリデー ビザで仕事を探すならば、もっとも期待できるのは日本人観光客相手の仕事です。免税店や土産物店での販売などは観光地では比較的見つけやすいでしょう。
制限されている職種
- ホスト/ホステスなどの接待業
- ダンサー、歌手、ミュージシャン又はアクロバット
- 一定の資格を要する専門職種(医者、弁護士、教授、パイロット等)
- 会話指導講師
- 取材、宗教、研究又は技術指導
日本語講師や会話指導講師の仕事をするには専門のビザを取得しなければなりません。
韓国で出来る仕事
- レストラン・カフェ
- アパレル
- ネイリスト
- 通訳
- 事務
- 美容師
ネットで探す
Ⅰ.日系のサイトで探す
Ⅱ.韓国系のサイトで探す
新聞や掲示板などで探す
先ほどの住居探しで紹介したように、新聞の広告や掲示板などからも仕事を探すことができます。韓国では無料の新聞が手に入る機会が多いので、ぜひ求人コーナーをチェックしてみてくださいね!
4.銀行口座開設
必要書類
基本的にパスポートがあれば口座を開設することが可能だと言われていますが、銀行によっては外国人登録証や入学許可証が必要とされる場合もあるので、しっかり確認してから銀行へ行きましょう!日本人スタッフがいる銀行もあるので安心して行けますね。
通帳・カード
通帳は基本的に口座開設した日にもらう事が出来ます。しかし、カードは1週間以上かかる場合が多く、遅いところでは2ヶ月程かかる場合もあるので注意してください。
5.韓国でのワーキングホリデー費用
韓国ワーキングホリデーでの滞在は、多くの場合朝夕の食事つきの下宿屋を利用することになります。語学学校等に入学するならば、その寄宿舎・学生寮を利用できることもあります。その他、費用は割高ですが「オフィステル」と呼ばれる家具つきアパートも最近増えていて人気です。
語学学校の費用は、通学可能な3ヶ月間いっぱいのコースで約20万円程度。大学付属の語学学校では主に2ヶ月プログラムで12~13万円程度のところが多いようです。ただしプログラムの種類や時期などによっても費用は大きく違ってきます。韓国は物価は安いですがアルバイトがあまり豊富ではありませんので、資金計画は余裕を持って。
その他に渡航費、パスポート・ビザ申請費用、海外旅行傷害保険、出発前の語学学習費用、身の回り品の準備費用、渡航後の食費や小遣い、交通費などさまざまな費用がかかります。留学エージェント・留学カウンセラーの費用に含まれる内容等もよく確認しましょう。
今回は韓国へ行く人のために何をすれば良いか紹介しました。隣の国である韓国。日本と共通点がある部分もあり、日本と異なる部分ももつ国です。そんな韓国の魅力にどっぷり浸かってみてはどうでしょうか。
ワーキングホリデー 関連記事
賢く留学準備をするなら、こちらの記事も参考に!
「自分にピッタリの留学エージェントを探せ!」