【オーストラリアに留学しよう】オーストラリアの語学留学
はじめに
こんにちは。最近寒いですね。
ところで、僕は大学2年生の春休みにオーストラリアの語学学校に短期留学しました。日本では留学というと、学部留学よりは語学留学がポピュラーな気がします。海外の大学進学を目指して語学学校に留学する人も増えてきていますよね。
そこで、今回はオーストラリアの語学留学について解説したいと思います。
※この記事は2016年11月21日の情報を基に作成しています。
オーストラリア語学留学基本情報
オーストラリアは気候も良く、住んでいる人たちも温厚で、日本でも留学先として非常に人気が高いですよね。AIE(Australian International Education)によると、中国、日本、韓国といったアジア系の国の人やブラジル、コロンビアといった南アメリカ系の国の人々がオーストラリアの語学学校に多く通っています。日本だけではなく、アジア全体で人気が高いのですね。実際、僕が通った語学学校にも日本人や中国人が多かったです。
オーストラリアで語学留学をする場合には、語学学校に通う方法と大学に付属している学校に通う方法があります。どちらの方法でも語学を学ぶコースに加えて、大学進学、IELTS対策、ケンブリッジ検定試験対策など、複数のコースが用意されていることが多いです。
学校の質だけでなく、周辺の環境や宿泊先によっても学習効果が変わってくると思うので、学校のHPや口コミなどで情報を集めて自分に合った学校を選びましょう。
参考までに僕が行った語学学校(西オーストラリア大学付属英語学校)の特徴を挙げておきます。
- 午前:一般英語コース+午後:オーストラリアの文化を学ぶ授業、週5の授業
- 先生がフレンドリー、クラスは少人数制で生徒同士が仲良くなりやすい
- スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングのバランスを重視した授業(中でもスピーキングに重点を置いてた気がします)
- 日本人が多かった(春休みだったからかも)
- フリーWi-Fi
- 大学の付属なので、本キャンパスの施設が使用可能(語学学校から本キャンパスまでは徒歩で20分程)
過去に僕が書いた記事にも詳しく書いてあるので、気になる人はチェックしてみてください。
次は、都市ごとの語学学校を紹介したいと思います。
オーストラリア都市ごとの語学学校紹介
メルボルン(Melbourne)
「インパクト・イングリッシュ・カレッジ (Impact English College)」
インパクト・イングリッシュ・カレッジは、メルボルンとブリスベンにキャンパスを持つ語学学校です。クラスは少人数制(13人程度)で、会話中心。IELTSやケンブリッジ検定の資格を持つ教師が多く、語学試験対策にも重点を置いています。この学校には、母国語禁止制度があり、母国語を話すと「1日退学」となります。学校には日本人スタッフが常駐しているため、生活面の不安もすぐに相談できます。
「ディスカバー・イングリッシュ(Discover English)」
ディスカバー・イングリッシュは、2010年にメルボルンに建てられた語学学校です。この学校では、自分が取っているコースの他に、発音・TOEIC・アカデミック英語・語彙・会話といった無料のエクストラレッスンを受けることができます。ほぼ毎日開催している多彩なアクティビティも魅力の1つです。日本語が話せるスタッフも常駐しています。
「ホーソン・メルボルン(Hawthorn Melbourne)」
ホーソン・メルボルンは、オーストラリアの名門であるメルボルン大学が提携する語学学校です。この学校は、IELTSのテストセンターとしても有名です。学校はメルボルン大学内にあるので、図書館やスポーツセンター、PCルームといった大学の施設の利用が可能です。また、Sport、Culture、Outdoor Programs and Excursionsの頭文字をとったSCOPE(スコープ)と呼ばれる独自のアクティビティプログラムがあり、語学以外にも充実したキャンパスライフを送ることができます。
ケアンズ
「サン・パシフィック・カレッジ(Sun Pacific College)」
サン・パシフィック・カレッジはケアンズのケワラビーチという場所にある語学学校です。学校敷地内には、BBQセット、バスケットコート、テニスコート、プール、卓球場、PCルームといった施設があります。敷地内には寮もあるので、学校へのアクセスも楽です。また、サン・パシフィック・カレッジでは週25時間の授業の他に、マンツーマンのレッスンを1週間に3時間設けることができます。
「ケアンズ・カレッジ・オブ・イングリッシュ・アンド・ビジネス(Cairns College of English & Business )」
ケアンズ・カレッジ・オブ・イングリッシュ・アンド・ビジネスは、2010年にケアンズの中心街に建てられた学校です。クラスは担任制で、担任の教師からは毎週個別にアドバイスをもらうことができます。カスタマーサービス英語コースでは、接客をするために必要な英語を学ぶことができます。実際に地元のカフェやホテルで働く機会もあるので、接客系のバイトや就職の際に役に立つのではないでしょうか。
シドニー
「アクセス・ランゲージ・センター(Access Language Centre)」
アクセス・ランゲージ・センターは、シドニー最大の駅であるセントラル駅から徒歩5分の場所にあります。セントラル駅はシドニー市内だけでなく長距離列車の発着駅でもあるため、交通の便が良いです。授業は会話に重点をおいたカリキュラムです。ビジネス英語を学ぶこともできるため、海外での就職やキャリアアップを目指す方にもおすすめです。
※ビジネス英語コースについてはこちらも参考に「語学留学でビジネス英語を学ぶ」
「グリニッジ・イングリッシュ・カレッジ(Greenwich English College)」
グリニッジ・イングリッシュ・カレッジは、メルボルンとシドニーにキャンパスを持っており、シドニー校は2005年に建てられました。授業の質が高く、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの能力をバランスよく学ぶことができます。週25時間、自習時間はなく、すべての授業が教師との対面で行われます。また、毎週教師が生徒の進捗状況をチェックするほか、1対1のカウンセリングなど、生徒のレベルに合わせたきめ細かい学習サポートを受けられます。
パース
「ナビタス・イングリッシュ(Navitas English)」
ナビタス・イングリッシュは、シドニーシティ、ボンダイジャンクション(シドニー)、マンリー(シドニー)、パース、ブリスベン、ダーウィンにキャンパスを持っています。様々な国から学生が来るので、多くの国の文化を吸収することができます。スポーツやパーティーなどのアクティビティも活発で、生徒同士の交流が盛んです。
「西オーストラリア大学付属英語学校(The University of Western Australia - Centre of English Language Teaching)」
西オーストラリア大学付属英語学校(通称CELT)は、オーストラリア8大学の1つでもある名門大学付属の語学学校です。授業は午前中が語学の授業(リーディング、リスニング、ライティング、スピ―キング)、午後がスキルズワークショップ(オーストラリアの文化を学ぶコースやIELTSの対策コースなどの中から選択)です。郊外にある学校なので、のんびりと勉強したい方にはおすすめです。
ゴールドコースト
「ラングポーツ・イングリシュ・ランゲージ・カレッジ(Langports English Language College)」
ラングポーツ・イングリシュ・ランゲージ・カレッジは、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニーにキャンパスを持っています。ラングポーツ・イングリシュ・ランゲージ・カレッジには、「UFO」と呼ばれるカリキュラムがあり、Uは「Use of English」で「書く、読む、聞く、話す」・「文法、語彙力、発音」を習得、Fは「Focus on Language Skills」で生徒自身のレベルに合わせて集中的に弱点を改善、Oは「Option to Specialize(選択授業)」で生徒の興味のある授業で英語力を伸ばします。
「インフォーラム・エデュケーション・オーストラリア(Inforum Education Australia)」
インフォーラム・エデュケーション・オーストラリアはゴールドコーストの中心、サウスポートにある学校です。授業は月曜日から木曜日まで。金曜日には、月曜日から木曜日までの間で理解できなかった所を質問するフォーラムが開かれます。また、月1回、様々な職種で活躍する人をゲストスピーカーとして話を聞くイベントが開かれます。小規模でアットホームな雰囲気が好きな人におすすめです。
アデレード
「サウス・オーストラリアン・カレッジ・オブ・イングリッシュ(South Australian College of English)」
ホバート、ウィットサンデー、メルボルン、アデレードにキャンパスを持つ語学学校です。学校がアデレード市内にあり、ショッピングモールまでは徒歩で数分。この学校では、スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングを中心に、新聞や雑誌の記事やテレビ、ラジオなどを授業に用いて英語を学びます。アクティビティが充実していることも魅力の1つです。
「フリンダース大学付属英語学校(Flinders University Intensive English Language Institute)」
フリンダース大学付属英語学校はアデレードの郊外にある学校です。フリンダース大学付属英語学校では、リスニングやリーディングなどのスキルごとにレベルが決まり、クラスが分かれます。例えば、リスニング能力は高いけど、ライティング能力は低いという場合は、リスニングは高いクラス、ライティングは低いクラスで授業を受けることになるわけです。こうした細かいクラス分けによって、高い学習効果を得ることができるようです。
ブリスベン
「アイエルエスシー・オーストラリア(ISLC Australia)」
アイエルエスシー・オーストラリアはブリスベン、シドニー、メルボルンにキャンパスを持っています。授業が選択制で、午前と午後の授業を自分で自由に組むことができ、4週ごとに変更も可能です。自己主張やプレゼンテーションの授業もあり、ビジネスで役立つ英語も学べます。またチャリティーやボランティアへの参加も盛んで、授業で覚えた英語を実践するチャンスもあります。
「クイーンズランド大学付属英語学校(The University of Queensland ICTE-UQ)」
オーストラリア8大学の1つで、クイーンズランドで最も古い大学の英語学校です。様々な国から生徒を受け入れており、同じ国籍の生徒をなるべく同じクラスにしないため、国際交流も盛んです。また大学進学を目的にした生徒が多く来るため、モチベーションの高い生徒が多くなる傾向があります。
ヌーサ
「レクシス・イングリッシュ(Lexis English)」
レクシス・イングリッシュは、ブリスベン、パース、サンシャインコースト、バイロンベイ、ヌーサにキャンパスを持っています。ヌーサは1年を通して、晴れの日が多く、アクティビティも充実しています。ヌーサ校では、4週ごとに教師とカウンセリングがあり、教師と共に進捗状況を確認しながら学習を進めることができます。
ウーロンゴン
「ウーロンゴン大学付属英語学校(Wollongong College Australia UOW)」
ウーロンゴン大学の付属校で、ウーロンゴン大学への進学者も多いのが特徴です。進学過程プログラムで70%以上の成績を修めると、取得した単位を大学の単位として認定してもらうことができます。
おわりに
オーストラリアは世界でも教育水準が高く、それに伴って語学学校の質も高い所が多いようです。自分のレベルや目的に合った学校を探して、有意義な時間を過ごしてください。
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