留学費用はいくら?お金はどうやって持って行く?知っておきたい留学のお金の話
留学するとなったら気になるのはやはりお金の話。奨学金を得て留学することもありますが、それでも学校のカフェテリアで食べずに自炊をしたり、長期休暇を利用して旅行をする場合には、やはりお金はかかるもの。そんな留学に関する費用についてです。
留学タイプ別費用の目安
留学費用は留学のタイプによってかなり異なってきます。交換留学であれば日本の在籍校に授業料を納めて留学することが普通ですが、正規留学では現地の学校に学費、寮費などの滞在費や食費を支払うことになります。正規留学した場合の1アカデミックイヤーごとの留学費用の目安は以下の通りです。 ※「いまさら聞けない!アカデミックイヤーとは?学期制って?」 学費や寮費の支払いは保護者が学校に直接送金するなど大金持たせる心配はないことが多いと思いますが、留学にかかる費用はもちろん学費や寮費などだけではありません。友達同士でイベントや遊びに行ったりすることもあれば、カフェに行ったり、外食することももちろんあります。その費用は親が直接代わりに支払うなんてことは当たり前ですができません。留学に行く本人がその分のお金を持ち歩く必要があります。留学先の物価を知ろう
外国の物価は日本よりも高かったり、安かったり、物によって様々です。例えば、日本は水資源が豊富な国だと言われることが多いですが、海外には水不足に悩む国が多くあります。それらの国では水の需要が高いため、水の費用が日本より高いことがあります。日本では無料サービスのレストランでのお水も有料の国があることも。アルコールの方が水よりも安いなんてこともあります。留学生の為のお小遣いがどれだけ必要なのかは現地の物価と本人の生活スタイルによって変わってきます。お金の使い過ぎを防ぐためにはあらかじめ渡航先の物価とお小遣いの使い道を考えて予算を決めておくことがおすすめです。 ※2015年4月マルチカレンシーキャッシュパスポートにて日本円換算 参照サイトcost of living http://www.numbeo.com/cost-of-living/お金はどうやって持って行くのが一番?
お金を海外に持って行くには現金を持って行くのとなんらかのカードを利用して持って行く方法が昨今ではメジャーです。海外は日本よりも治安が悪い場所も多く、人々は大きな額の現金をなるべく持ち歩かないようにするので、カードの利用が一般的です。学校での寮費や学費の支払いやちょっとしたカフェでの支払いでも、北米や西ヨーロッパの先進国ではカードで済ませてしまうことが非常に多いです。 さて、そのカードにも様々な種類があります。海外専用のtラベルプリペイドカード、クレジットカード、デビットカード、国際キャッシュカード、それぞれの利点と欠点を考慮して、どのカードを利用するか決めていきましょう!海外に行くのであれば、カードの2つ持ちが基本なのでメインとサブでそれぞれ違うタイプのカードを利用することもできます。トラベルプリペイドカード
トラベルプリペイドカードは海外専用で利用できるデビットカードのようなものです。事前に入金し、滞在中はその入金してあるお金の分だけ利用することができます。審査がなく、年齢制限もないもしくはクレジットカードよりも低年齢なので、中学生や高校生の留学のためや、親が費用を負担している留学で使い過ぎを防ぐためにも便利なカードです。入金されている額が少なくなった場合には、保護者など第三者からさらに入金してもらうことも可能です。カードによって一度に引き落とすことのできる限度額入金の限度額が変わってきます。比較的為替レートが良いので、お得に現金を引き落とす必要がある場合には他のカードを利用するよりもお得です。 トラベルプリペイドカードには、Travelers Cardやキャッシュパスポートなどがあります。クレジットカード
クレジットカードは18歳以上であれば自分名義のクレジットカード、18歳未満であれば場合によって保護者の家族カードをつくることができます。クレジットカードはマイルや各種ポイントが貯まったりして還元率の高いカードが多いです。留学中には航空券を購入するなど、大きな金額の支払いをすることもあると思うので、その時にもしも口座にその金額が入金されていなくても後から支払うことができるクレジットカードは留学するときに1枚持っていると便利です。クレジットカードは学生であれば限度額は低めですが、特別な事情がある場合には電話することで増額してもらえることもあります。多くのクレジットカードは海外キャッシングが可能なのでする人は多いと思いますがクレジットカードの海外キャッシングは利子がつきます。現地通貨を引き出す場合にはトラベルプリペイドカード、デビットカード、国際キャッシュカードなどの口座から現金がそのまま引き出される仕組みのカードを利用する方がおすすめです。デビットカード
デビットカードカードショッピングができるカードです。クレジットカードとは違い、銀行口座からの即時支払なので口座の残高分しか利用することができません。海外のATMで現地通貨を引き出すことも可能です。基本的に16歳以上であれば誰でも申し込むことができ、審査もありません。国際キャッシュカード
国際キャッシュカードは海外で使えるキャッシュカードです。あくまでキャッシュカードなので、デビットカード機能が付いていない限りカードショッピングはできません。口座さえ持っていれば年齢制限はない場合がほとんどです。審査もないので取得しやすいカードになります。 参考- https://www.ryugaku.co.jp/cost/
- http://high.ryugaku.ne.jp/knowledge/system/ushighschool/tuition.html
- http://www.highschool-world.com/uk/
- http://www.jpcashpassport.jp/pdf/ryugaku_moneyguide.pdf