アメリカ大学留学の費用ってどのくらい？実際にかかった費用まとめ

アメリカ・ニュー・イングランド地方の私立4年制リベラル・アーツ大学に正規留学中の現役生が年度にかかった留学費用をまとめてみました。アメリカ正規留学を考えているひとの参考になるかも？

アメリカ大学留学、1年間の費用の目安は？

はじめにですが、わたしの大学は私立大学ですが、学費は他の私立大学よりも多少高めですが、この大学よりももっと高額な私立大学もあるのであくまで目安程度に考えてください。

アメリカ大学留学の基本の学費は？

まず、基本的な費用は

Tuition（学費）
Student Activity Fee
Lab Fee（授業ごとの研究費）
Insurance Fee（医療保険費）
Health Fee（医療費）

さて、順番にわたしのケースでこれらの費用をみていきます。ちなみに、費用の支払いは学期ごとに行うので、一学期ごとと年間合わせて紹介していきます。

まず、学費(Tuition)ですが、わたしの学校は3学期制で、1学期ごとの学費は$14,331.00なので、1年間で$42,993.00となります。

Student Activity Feeは1学期$90.00なので、1年間で$270.00

Lab Feeは授業ごとの研究費です。無料のものもあれば、フィールドトリップなど課外学習が多い授業では$1,800ほどになることも。わたしの今までの学期ごとの平均的な研究費は＄700程です。なので、年間＄2,100になります。

Insurance Feeは毎年秋に1年間の契約で支払うので、1年間で$2,492.00。

そして、Insurance Feeとは別に支払う医療費のHealth Feeが1学期ごとに$93.00で年間$279.00。この医療費は学校内の保健室や医務室の維持のための費用です。ここで費用を支払っているので、通常ナースに診てもらう際など無料で利用できます。

まず、以上が基本の学費として、年間$48,134ほどかかります。

大学留学の生活費は？

上記したような基本費用の他に、もちろん生活費もかかってきます。生活費としてかかるのは

住居費・家賃
光熱費
食費（Meal Fee)

などがあります。それでは、順に見ていきます。

まず、住居費・家賃ですが、これは寮生活かシェアハウスかでかなり変わってきます。私は現在4人でシェアハウスをしているので、家賃は光熱費込みで一ヶ月$350です。私の周りではシェアハウスの家賃は相場が$300〜450。大きな家や立地条件などが恵まれている場合はもっと高くなる場合もあります。わたしの場合9月から翌年5月末まで、借りているので9ヶ月間で$3,150です。

多くの大学では1年生は入寮が必須という場合も。私の場合も、1年生だった去年は寮生活でした。寮生活の場合、学期ごとの支払いになるので、1学期間で$2,070.00、よって年間で$6,210.00でした。これも光熱費は含まれています。

食費は食事スタイルによって様々です。まずは学校のカフェテリアで食事をする場合、Meal FeeはそれぞれのMeal Planによって変わります。通常アメリカの大学では1年生時にはFull Meal Planが必須ということが多いです。 Full Meal Planといって、1日3食・週15食分のプランの場合、1学期で$1,179.00です。よって、年間$3,537.00になります。Meal Planは他に週10食分、5食分の他、プリペイドカード形式があります。プリペイドカード形式の場合、1学期ごとに＄100チャージされ、なくなるごとにチャージすることができます。このプリペイドカード形式は自炊する人やあまり、学校のカフェテリアで食べない人に向けです。

自炊する場合、週に$75〜100で1日3食分今のところ賄えています。わたしの学校の場合1学期間が10週間なので、年間30週間で$2,250〜3,000ほどになります。やっぱり、自炊する方が、カフェテリアで毎食食べるよりも食費は抑えられます。もちろん、カフェテリアは良心的な値段設定なので、街での外食に比べると安く、たくさん食べることができます。ただ、もちろん自炊の場合、買い物や調理などに時間をとられるので、料理は苦手…という人はまずはカフェテリアのMeal Planから初めて、慣れてから必要に合わせて自炊に少しずつ移行していくことがおすすめです。

よって、寮生活＆Full Meal Planの場合、年間$9,547.00、シェアハウス＆自炊の場合、年間$6,150ほどかかります。