英語の本場イギリスで！【サッカー・フットボールコーチングライセンス取得留学】

フットボールの発祥国イギリス。アーセナル、マンチェスターユナイテッド、リバプール、そしてチェルシーといった人気チームが集まるプレミアリーグには、ヨーロッパのみならず、世界中からトッププレイヤーとファンが集まります。チームの勝敗の要になるのがコーチ（監督）。一流チームや、将来プロを目指すジュニアたちを指導するのは、欧州サッカー連盟公認のライセンスを取得したコーチです。ヨーロッパのコーチングライセンスは世界で最も権威のあるライセンス。日本からも多くの留学生がライセンス取得のためにヨーロッパを目指します。その中でもイギリスは、フットボールコーチングの資格留学先として圧倒的な人気を誇っており、プログラムも充実しています。今回は、【イギリスフットボール・コーチングライセンス取得】について、資格取得のステップや費用などをまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

イギリスフットボールコーチングライセンスの種類

イングランドサッカー協会（ＦＡ）が認めているコーチングライセンスが【ＦＡライセンス】です。ＦＡライセンスはレベル１～５までがあり、レベル３～５はＵＥＦＡ（欧州サッカー連盟）が認めるコーチングライセンスにそれぞれ対応しています。

ＦＡライセンス　レベル１

フットボールコーチングの基礎を学びます。３３時間の授業＋１０時間の実技で、合宿形式なら１週間、通学なら１か月ほどかかります。英国滞在ビザは必要ありません。地元のアマチュアチームの監督レベルの内容です。

ＦＡライセンス　レベル２

本格的なコーチングスキルやトレーニングメニューの組み方などを学びます。授業で学んだことを実技に生かすことが重要です。７３時間の授業と７２時間の実技で、取得に６か月ほどかかります。地方自治体やキャンプでのコーチレベルです。

ＦＡライセンス　レベル３（ＵＥＦＡ　レベルＢライセンス相当）

１１人制のフットボールにおいてより戦略的で実践的な指導を学びます。救急救命講習の受講必須で、取得に１年程度かかります。プロクラブのアカデミーコーチに就職可能なレベルです。

ＦＡライセンス　レベル４（ＵＥＦＡ　レベルＡライセンス相当）

レベル３において高評価（Advanced）を取得すると挑戦することができます。英国サッカー協会に所属し、クラブで２年間コーチングの経験を積まなければなりません。イギリスのプロチームのコーチになるためには必須の資格です。

ＦＡライセンス　レベル５（ＵＥＦＡ　Ｐｒｏライセンス相当）

ヨーロッパで取得可能な最高レベルのライセンスで、プレミアリーグのコーチとして働くことができます。所要期間は１年ですが、受講にはＦＡからの推薦状が必要です。

ライセンス取得留学の費用と期間

ライセンス取得には上記の通りレベルにより期間が異なります。後で紹介するイギリスサッカー留学エージェントの【Football at UK Magazine】が提供するコーチング留学では、 1ヵ月コースの費用の目安は２,１１０ポンド～です（受講料、語学学校、生活費を含める、航空券は別途）。

イギリスフットボールコーチングライセンス留学のメリット

サッカーが国民的なスポーツであるという環境

やはりフットボールが発祥の国だけあって、国民のフットボールに対する情熱が凄まじいです。テレビや新聞は毎日サッカーのニュースで溢れていますし、パブには地元チームを応援するファン、公園にはサッカーで遊ぶ子供たちが大勢集まっています。イギリスに留学すれば、プレミアリーグなどのプロチームの試合を生で観戦することもできるので、サッカー好きにはたまらない環境です。

本場の英語が学べる

ライセンスコースはもちろん全て英語で受講します。特にハイレベルなライセンス取得になると、高度なコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力が必要になります。大切なのは語学テスト等のスコアではなく、伝えようとする意志と工夫です。イギリスのコーチングライセンスコースには、世界中から受講者が集まるので、イギリス英語だけではなく色々な種類の英語に触れる機会があります。英語力に不安がある方は、ライセンスコース開始前や、授業の無い午前中に語学学校に通うことをおすすめします！

プロ選手でなければコーチになれない？

世界で活躍している有名コーチの中には、プロ選手を引退してコーチに転身したという例があります。ですが、プロの経験がなければコーチとして活躍できないというわけではなく、初めからコーチを目指してライセンスを取得するという人もいます。このような人たちは、スポーツサイエンスや、栄養学などといった専門知識を持っているという場合が多いです。英語力に自信があるのなら、コーチングライセンスを取得しながら大学留学をして、こうした専門スキルを身に付けるという方法もあります！