私は今回、スペイン滞在中に高速バスを利用してスペイン国内を移動してみました。
結果はなかなか良く、快適に移動することができました。
利用するバスを見つける
まず自分が行きたい場所と現在地の間にバスの運行があることを確認します。運行を確認するには
Go Euroのようなトラベルサイトで検索する他、直接バス会社のウェブサイトで検索することもできます。
スペインの長距離移動で主要なバス会社というと、ALSAがあります。ALSAは国内広く運行しています。バスでの移動は時間はかかりますが、費用は列車よりも飛行機よりも圧倒的に安いです。お金はないけれど、時間に余裕がある場合には特におすすめです。
切符を購入
切符の予約はGo Euroや
ALSAのウェブサイトで予約することができますが、バス乗り場の窓口または自動販売機で購入することができます。バスの便数は多く、 行き先にもよりますが、人気の区間では昼間は一時間ごとにバスが出ることもあるので、当日の購入でも大丈夫でしょう。
出発まで、予定は未定で柔軟なスケジュールが好きなタイプの人は当日購入、予約して先に確実な予定を立てておきたいタイプの人は予約してみて。
ただし、事前にオンラインで予約する場合でも、ALSAの公式サイトでの予約の場合、運賃に加えて€2支払うことで、キャンセルの際の返金や変更することのできるチケットを購入することができます。
乗車手続き
大きなバスターミナルから出発の場合、ターミナルのモニターに各便の搭乗ゲートが表示されるようになっています。場合によっては、同じ時間に同じ区間で、複数の便の運行があることもあります。
その場合、チケットにある車両の番号(Cocheと書いてある欄、)を確認しましょう。バスのフロントガラスから見えるように車両の番号が表示されていますので、それに従って自分のバスを見つけることができます。
バスの乗車は出発時間30分ほど前から始まります。余裕を持ってバス停に到着するようにしましょう。担当の運転手・係の方にもよりますが、預け入れる手荷物を入れる前、もしくは後に、自分の座席と番号を、購入したチケッとともに係員に申し出てチェックします。
事前にオンライン予約した場合には、タブレットやスマートフォンのスクリーン上でチケットを提示してもOK。パスポートの提示を求められることもあるので、パスポートはすぐ出るようにしておくといいでしょう。
車内には勿論、頭上の荷物置きなどもありますが、スペースは限られているので、大きなバックパックやスーツケース、ベビーカーなどがある場合には、預けてしまうのがおすすめです。
車内の様子は?
バスの車内は、左右に二席ずつ一列に計四席で、2階建てのバスが多く運行しています。大抵一階部分がVIP席、二階部分が普通席となっています。
バスにもよりますが、車内には飛行機のように映画が観ることや音楽の聞けるモニターが設置されていることもあります。わたしが乗車したバスではモニター上でインターネットを利用することもできました。また、モニターがついているバスもついていないバスも、車内では無料Wifiを利用することができます。
到着
到着すると特になんの手続きもなしにバスを降りることができます。預入した手荷物は通常セルフサービスで取り出さなくてはなりません。
終わりに
わたしは友人とともにバスをグラナダまで利用しましたが、最初は列車で行くつもりが、いろいろあって最終的に見つけた方法がバスでした。
そこまでの期待をしていなかったのですが、実際使ってみると思っていたよりも快適で、Wifiが使えたので、バスの到着地から次の移動場所への地図をダウンロードしたりすることができたのでなにかと便利でした。
みなさんもスペイン国内を長距離移動する際は利用してみては。
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