中国留学の居住スタイル―学生寮が主流!アパートを借りるのもアリ。

cn-fy_stay01 留学する際に重要なのが、居住スタイルですよね。この記事では私の経験をもとに、中国留学における住居事情についてご紹介します。  

どんな居住スタイルがある?

留学する際の主な滞在方法として思い浮かべるのは、学生寮、ホームステイ、アパート…ですよね。中国留学の場合、もっとも一般的なのが学生寮、次に多いのが 学外のアパート、最後に来るのが稀なケースでホームステイ、といった感じでしょうか。自らの実体験に基づいて、それぞれのメリット・デメリットを以下にご紹介していきます。  

それぞれのメリット・デメリット

1、学生寮

メリット 何といっても、授業の教室に近いこと、そして留学生仲間が身近にいることです。さらに、中国の大学では一般の中国人学生も学内の寮に住んでいますから、交流の機会も増えることでしょう。また、学生食堂も利用できますから、生活に大変便利です。 尚、一般的な9月留学の場合ですと入退寮が盛んに行われていますので、比較的寮に入りやすいです。5月に留学を開始した私のケースのように、入退寮がそれほど多くない時期の留学ですと、空きがなく入寮できない場合もあります。 デメリット プライバシーが保てない。様々な生活習慣をもった学生がいますので、きちんとルールを決めておくことが必要です。共同生活なので、協調性が求められることは言うまでもないでしょう。 参考…厦門大学の留学生寮寮費:2人部屋30‐50元/日、1人部屋50-90元/日※1  

2、学外のアパート

メリット 自分のペースで生活できる。現地の生活に慣れてきた人や長期滞在する人にはお薦めします。実際に私も、留学後一ヶ月ほどして生活に慣れてきた頃に、留学生の友人と共に、大学近くの比較的安価なアパートを探し始めました。日本ではアパート契約というと面倒で煩雑な手続きを想定しますが、中国では、身分証を提示して手付金を支払うことで、比較的簡単に入居できました。 デメリット すべての家事を自分でこなさなければならないため、学習時間が削られる。また、学外のアパート契約となると、学内の寮と比べてプライバシーが保たれ自由な分、すべて自己責任になってきます。アパートの種類も玉石混交ですから、家賃や学校までの通学時間に加えて周囲の評判などもよく聞いて、総合的に判断することをお薦めします。初めは現地の事情に詳しい人の紹介で探してみるのが良いでしょう。 参考…私の居住したアパートは6畳一間、シャワー・トイレ付、キッチンなしの一人部屋で、950元/月。これよりランクの高い外国人用マンションだと、1,500~1,800元/月でした。  

3、ホームステイ

冒頭にも述べましたが、中国留学でホームステイは極めてレアなケースです。私は留学時に大学の留学生寮が満室で入寮できなかったことから、現地の知人のお宅に1ヶ月ほどお世話になっていました。 メリット 現地の一般家庭の生活が体験でき、ホストファミリーから日常生活を覚えることができます。そのほかにも私は、学校の勉強を見てもらったり現地の方言を教えてもらったりしました。留学期間が短い人や、長期での留学を考えている人も、現地での生活に慣れるまではお薦めです。 デメリット 通学に時間と交通費がかかる場合が多い。実際に私の場合も、ホームステイ先から学校までバスで30~40分程掛かりました。また、学生寮と同様、ホームステイ先のルールを守ることが必要です。さらに、中国留学の場合、ホームステイは一般的ではありませんから、希望する場合は、人脈をあたるなどして、自ら受け入れ先を探す必要があります。  

終わりに

いかがでしょうか?やはり、情報交換にも便利で、留学生活の醍醐味をより味わえるといったら寮生活でしょうか。同じ境遇の仲間が近くにいるので、初めての留学では、ホームシックになる心配も少なくて済みそうですね。留学期間の中で、学生寮と学外のアパートを組み合わせて、初めのうちしばらくは寮に住んでみて、現地の生活に慣れてきたら学外のアパートを借りてみるというのも一つの手だと思います。ご自身の性格や生活スタイルに合わせて決められることをお薦めます。   出典 ※1:JACC http://www.jacc.co.jp/abroad/university/china/amoi/    
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