サワディーカー!
今回は留学準備で一番ドキドキで、神経を使うビザ取得についてお話します!
タイ留学も、もちろん、必要ですよ、ビザ♡笑
なお、以下の内容は2017年7月現在のものになります。実際にビザを取得する際は、最新の情報をタイ王国大使館のウェブサイトを必ずご確認ください。
→在東京タイ王国大使館
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/prepare/
観光目的のビザ
原則として日本人は観光目的でタイに入国する場合、
一回の滞在につき30日以内ならビザはいりません。
しかし、復路の航空券を入国時に購入していない、観光目的以外、観光目的でも30日以上滞在する場合はビザが必要ですのでご注意ください。
では、観光目的で30日以上いたかったらどうすればいいのでしょうか?
タイには『観光ビザ』というものがあります。
30日を超えるなら『観光ビザ』
観光ビザには2種類あります。
- シングルエントリー:3か月間(4,500円)
- マルチプルエントリー:6か月間(22,000円)
シングルエントリーはタイに入国できるのは一回のみ、マルチプルエントリーはビザ有効期間中、何度でもタイに入国できます。
注意しなければならないのは、一回の入国での滞在可能日数は双方60日以内ということです!
え?60日???!!
というのは、
60日以内ごとに、タイ入国管理局へ赴き、延長許可申請をしなければならないということです。
これを忘れると後々大変になるので、ビザで滞在される方は、事前に最寄りの入国管理局の情報等をおさえておくことをお勧めします。
観光ビザで必要な書類はこちらのウェブサイトでよくご確認ください
→観光ビザの必要書類
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/5180/
タイ留学のためのビザ
さて次はお待ちかね、留学目的のビザについてです!
学問を目的としたビザは、『ノンイミグラントED』 になります。
さっそく種類からみていきましょう!
日本から事前に申し込む際、以下の二種類からまず選びます。
- シングルエントリー:3カ月間(9,000円)
- マルチプルエントリー:12カ月間(22,000円)
シングルとマルチプルの違いは観光ビザで説明した通り、ビザ有効期間中、タイ国外にでても再入国ができるかできないかの違いです。
さて、私の場合、滞在月数は9か月間でした。この場合どうなるでしょうか?
私の場合、留学先の大学から、シングルでとってくださいね、といわれたので3か月間有効のシングルでとりました。そしてその三か月後に、タイ国内にある入国管理局にて延長の手続きをしました。
1年以内だとシングルなのか…ということは周辺国に旅行できないの?!と、がっかりしてしまったあなた!そんなことはございません笑
シングルでも、
事前に入国管理局にて再入国許可証をもらいにいけば、タイ国外に一度でたあとでも再入国ができます!しかし、これは必ず!事前にやらなければいけません。
再入国許可証を得ずにシングルでタイ国外へ出てしまうと、ビザがその時点で無効になってしまいますので、タイ国外に出られる際は、よーーーく確認してくださいね。
また、
90日レポートといって、タイに連続して90日いる場合、90日以内に入国管理局へ赴き、現在の住所の確認等を報告しなければなりませんので、注意してくださいね。なお、滞在連続90日以内でタイ国外へ一度でれば、再入国した時点からまた90日カウントがはじまるので、例えば入国管理局に90日ごとに行くのが面倒という方は、毎90日以内にタイ国外へ旅行するという手もあります笑
さて、次はビザ取得のための必要書類です。注釈を除いて大まかにリストアップしたので、実際に取得される際は、大使館のホームページ(
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/5181/ ) で注釈等、再度ご確認ください。
- 有効な旅券 (有効期限が6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白部分が1ページ以上あるもの)
- 申請書(大使館のページからダウンロードできます!)
- 申請者カラー写真1枚(3.5×4.5㎝サイズ)
- 日本国籍以外の申請者は在留カードのコピーまたは外国人登録証明書コピー
- 航空券または予約確認書コピー 申請者名、便名、タイ入国日、出国日の記載必要
- 経歴書(大使館のページからダウンロードできます!)
- 入学許可書/招聘状原本 PDF、ファックス、コピー不可
- 日本の教育機関の推薦状 PDF、ファックス、コピー不可
- 20歳以下の学生:戸籍謄本、または親と子の関係がわかる書類、身元保証書(大使館のページからダウンロードできます!)、正式な署名をした保護者の旅券のコピーまたは免許証のコピー
- タイ王国の語学学校で勉強する人は下記の書類を全て提出して下さい。
- 私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状
- 銀行残高証明書
- 学校発行 レッスンスケジュール
- 授業料の領収書
- 語学を勉強する目的を英文で記入した手紙
- アパートの契約書/タイの住居を証明する書類
実際にビザをとりに行ってみよう
必要書類を全部そろえたら、どうすれば良いでしょうか?
あとはいざ大使館へ行くだけ!笑
タイ大使館では、ビザオンライン事前予約システムというものがあります。これは在東京タイ王国大使館、タイ王国大阪総領事館、共通です。詳細は以下のリンクを参照ください。
ビザオンライン事前予約システム:
・在東京タイ王国大使館
http://vabo.thaiembassy.jp/vabo/
・タイ王国大阪総領事館
http://www.thaiconsulate-visa.jp/vabo/index.php/en/
それでは、私が実際に行った時(2016年春)の体験をお話しします。
出発は7月でしたが、気の早い性格ゆえ笑、4月にとりにいきました。家から大使館まで電車で1時間半ほどだったので、自分でいきました。
実際に赴く一週間くらい前に在東京タイ王国大使館のホームページから、ビザオンライン事前予約を済ませ、予約の紙を印刷して(←これ大事)、いざ朝一で大使館へ!
入口のセキュリティーに事前予約の紙を見せて中へ入ると、朝なのに長蛇の列。しかもサラリーマンばっかり!ビジネスで行く人が多いんですね|д゚)
中へ入り、整理番号をもらって座って待つこと1時間半。やっと呼ばれました!
意気揚々と、準備した書類を提示すると、5分もせずに終わりました… きっちり準備すればあっという間に終わるのね笑
申請しに行った日が金曜だったため、翌週月曜日にあっという間に取りにいきました!
まとめ
ビザの申請・受け取りは、国によってはものすごく時間がかかったり、面接があったりと大変そうです。タイの場合、特に留学生に限っては、そこまで大変ではなく、
必要事項さえきちんと押さえていれば、ちゃんと取れる印象です。
どこへ留学するにしても必要なビザ、有意義な留学にするためにも、トラブルがないようしっかり準備をしてビザ取得に臨んでください!(^^)/
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