【2025年まとめ】ファームステイを体験!自然好き、動植物好きにお勧めのスローライフ
ファームステイとは
留学の種類の1つ。海外のファーム(農園や牧場)に滞在して、語学を学びながら、野菜や果物の収穫、動物の世話などファームでの仕事や生活を体験をする留学です。
ファームステイの種類
主な違いは無給か有給かの違い、大きく分けると3種類あります。
ホリデータイプ(観光タイプ)
ファームにゲストとして滞在し、のんびりと過ごすタイプのファームステイのこと。
ファームでの作業は、強制ではありません。現地のファームでの作業体験が、アクティビティのようなイベントとして楽しめます。
ファームステイを体験させてもらうため、滞在費や食費を支払うことになります。
ファームによって異なりますが、下記のような作業がアクティビティとして体験できます。
- 乗馬体験
- 羊の毛刈り
- カヤッキング
- 牛の乳しぼり
- 果物の収穫
- ワインの試飲
エクスチェンジタイプ
ファームを経営している家族に、宿泊場所と食事を無料で提供してもらう代わりに、ファームで働くタイプのファームステイのこと。
WWOOF(ウーフ)という制度が有名で、ファームで仕事をする代わりに滞在費や食事が無料になる制度。
労働する人をウーファーと呼び、事前に登録して受け入れ先を探します。滞在場所や食事を提供してくれるホストが受け入れを承認くれれば、プログラムに参加することができます。
労働タイプ
近くのバックパッカー宿などの滞在先からファームに行き、仕事をして給料をもらうタイプのファームステイです。
1日の作業時間は、通常4~6時間程度になります。
給料は、固定給の場合もありますが、歩合制が多く、仕事のスキルが必要とされる場合もあります。
事前に仕事の内容はきちんと確認することがおススメです。
ファームステイの魅力
1:大自然と触れ合える!
海外のファームは、特に広大な敷地を有していることがほとんど。そんな中、羊や馬、果物の収穫など、動植物などの命に触れることで、今までとは違う新しい価値観に気づくことができます。
2:ファームでの実作業を学べる!
ファームステイのタイプによっては、簡単な体験だけの場合もありますが、ファームステイのメリットは、海外のファームでの技術が学べるところ。今、日本のファームで働いている方も、これから始める方も、海外の技術を身に付けるチャンス。
試しに働いて、自分がファームでの仕事に向いているかを見ることもできます。
3:語学の勉強に集中できる環境!
ファームステイができる場所は、大自然に囲まれているため、勉強以外に気が取られることも、あまりなく集中して学ぶことができる環境です。
ファームで体を動かしたあとは、勉強に集中できますよ。
ファームステイのできる国
オーストラリア
ホリデータイプ、エスクチェンジタイプ、労働タイプと自分にあったプログラムを選べる点がオーストラリアのファームステイの魅力。
ニュージーランド
農業王国として有名なニュージーランド。広大な国土に、農場が広がっています。
特に酪農が盛んで、人より羊が多いといわれるほど。
ホリデータイプとエクスチェンジタイプのプログラムが多いです。
カナダ
広い国土をもつカナダは、少し郊外に行くと大自然が広がります。ワイナリーも多くあります。
イギリス
都市のイメージがあるイギリスですが、少し郊外に行くと、農場が多くあります。美しい場所が多く、労働タイプより、ホリデータイプが人気。WWOOF発祥の地でもあります。
フランス
ワイン好きなら、一度は行ってみたいフランスのワイナリー。収穫体験を目当てに、エクスチェンジタイプの滞在をする方に人気です。
アイルランド
畜産がさかんなアイルランド。治安もよく、なまりも少ないので、英語を学ぶのに適した国です。
どんなことをするの?
実際の作業は、野菜や果物を育てているか、羊などのいる牧場かによって大きく変わります。
牧場の方が体力が必要な作業が多いことから、果物の収穫などの作業が女性には人気です。
野菜・果物系
- 栽培・収穫作業
- ワイナリーの見学
- ジュースやジャムなどへの加工作業
動物系
- 動物へ食事
- 牧草刈り
- 羊や馬、牛の世話
- シープドッグの世話
ファームの中でも特に人気なのが、乗馬系ファーム。
「ペッティング・ファーム」「ミックス・ファーム」などのファームに滞在するものが多くあります。
プログラムの選び方
プログラムを選ぶときのポイントは、主に3つ。
目的で選ぶ
ファームステイのタイプがあるように、何を目的にしているかが一番大切です。
自分にあった目的でまずは選んでみましょう。
・海外のファームで自然に囲まれて、リフレッシュ
→ 普段、都会で生活していると息苦しくてストレスが溜まる・・・という方は、特にリフレッシュ目的でファームステイを体験することがおススメです。
・ファームでの体験をファームステイ後の仕事に活かしたい
→ 労働タイプのファームステイは、本格的に海外の農園・牧場で仕事をしますので、現地のノウハウや仕事の仕方など勉強することができます。
もともと農業に興味がある方にとって、海外のファームステイは魅力的。
仕事で選ぶ
ファームステイとはいっても、滞在先は農園、牧場によって仕事も異なります。
・牧場で動物を扱う仕事
牧場では、朝早くから動物の世話や、小屋の掃除、餌やりなどを行います。動物好きはもちろん、体力的にも向き不向きがあります。
・農作物を扱う仕事
収穫や、収穫物の加工などが主な仕事。収穫時期が限られていることもあるので、比較的短期のプログラムが多くあります。
費用で選ぶ
ファームステイのタイプや期間によって、費用が変わってきます。仕事のタイプも含め、自分にあったものを見つけましょう。
必要なビザ
国よって異なるビザのこと。
ホリデータイプの場合は観光ビザ。
給料をもらって働く労働タイプは、多くの場合ワーキングホリデービザが必要になります。
エクスチェンジタイプの場合は、無給でもビザの申請が必要なこともあります。
留学先の国が決める際には、ビザのこともきちんと確認しておきましょう。
ニュージーランドの場合
観光型の場合、3カ月以内であればビザが必要ないため、気軽にファームステイを楽しむことができます。3カ月以上はワーキングホリデービザが必要です。3カ月以上農園で働いた人は、証明を出せばさらに3カ月の延長が申請できます。
オーストラリアの場合
3カ月以内の観光型ファームステイであれば、観光ビザが必要です。労働型はワーキングホリデービザが必要で、一定の条件を満たすと「セカンドワーキングホリデービザ」により、もう1年働くことができます(無給の場合は申請不可)。エクスチェンジ型(WWOOF)の場合は観光ビザ、ワーキングホリデービザ、学生ビザなどが必要です。
ファームステイ先の探し方
移民局のホームページ
現地のファームを本格的に体験したいなら、自分で探してみることがおススメです。より具体的に自分にあったファームを探して、充実したファームステイを目指しましょう。
その際には、仕事や給与などはしっかりチェックして契約することが大切です。
語学学校の紹介
語学学校に紹介してもらう場合は、数週間語学学校で語学力を付けた後に紹介してもらうという流れが一般的。語学学校側で、ファームステイ先を事前にチェックしているので、安心です。
留学エージェントに相談
語学学校に通いながら、ファームステイを体験したい方、語学力が心配な方は、特に留学エージェントにまとめて手配をお願いすると、楽ちんです。
ファームでの作業は簡単なものが中心になりますが、ファームステイを気軽に体験したい方にはおすすめ。
留学エージェントさんによって提携しているファームが異なり、費用も変わりますので、複数の留学エージェントさんに相談して比較することがお勧め。
留学voiceなら、一度に複数の留学エージェントさんにパンフレット請求できるので、まずは資料を取り寄せることから始めてみましょう。
ファームステイを満喫するコツ
泥がついても気にしない!
ファームで働くからには、手や服が汚れるのは当たり前!
一緒に暮らすなら家事も積極的に!
ファームでの仕事は、農園や牧場だけではありません。お世話になる滞在先の家事も積極的に手伝いましょう。ホストファミリーとコミュニケーションを取ることで、ファームでの仕事もより楽しくできますよ。
事前にアレルギーは検査を!
農園や牧場で、動植物に触れてみると、今まで気づいていなかったアレルギーが発覚した!なんてことも。現地に行ってからでは遅いので、事前に確認しておくと安心です。
大自然の中で、開放的な気分に浸れるファームステイ。でも、お世話になるファミリーへの気遣いも忘れずに!海外のファームでの生活を満喫してみてくださいね。
ファームステイの費用
ファームステイの費用は、ファームステイの種類や期間によっても異なります。具体的な費用については、まずは資料請求してパンフレットを取り寄せてみるのがおススメ。
目的や予算に合わせて、自分にあったプログラムを見つけましょう!
留学エージェントさんによって扱っているファームが異なりますので、複数のエージェントに相談して自分の希望にあったプログラムを見つけてみましょう。
留学voiceなら、一度にまとめて複数の留学エージェントさんからパンフレットを取り寄せることができるので、ぜひ活用してみてくださいね!