イツキです。
今回の記事からカナダ留学について取り上げて行きたいと思います。
留学の人気の候補先であるカナダ、一体どんな国であるのか今回の記事で紹介していきたいと思います。
カナダの基本情報
北米大陸の北、地図でいうとアメリカの上に位置するカナダ。
首都はオタワで、面積は約1000万平方km,人口は4000万人です。
人種構成は、欧州系白人が7割強と圧倒的に多く、アジア系は1割強、先住民が数パーセント。同じく移民の国・アメリカに比べると、黒人や中南米系、またアジア系のうち日系と韓国系が少ないのが特徴です。大都市トロントやバンクーバーはアジア系の人たちが多く住んでいます。こうした人種の多様性を尊重し、すべての人が平等に社会参加できる国づくりをしています。
公用語は英語とフランス語です。英語圏の国なのにフランス語?と思いますが、これには歴史的背景があります。
その背景として、17世紀初めにフランス人がカナダのセントローレンス川に入植したためと言われています。当時世界では植民地をめぐり、イギリスとフランスの対立が続きました。その後、北米植民地戦争が起きてフランス軍が敗れたために、パリ条約でカナダのケベック州も植民地に。つまり、もともと英語を使う民族だけが住んでいたわけではなく、英語系移民とフランス語系移民の2つの拡大した勢力があり、その双方に配慮した結果、第二言語が使われるようになったと考えられています。
気候
カナダの気候は世界の中でも最も生活しやすい国といわれています。 温暖な気候で暮らしやすい国ですが、カナダは広大な土地を有しているため地域によって気候もさまざまで、南西部に位置するバンクーバーとカナダの南東部に位置するトロントでは気温や気候の差がかなりあります。
カナダは日本と同じく四季がある国であり、年間高降水量は多くないので、夏は湿気が少なくさわやかな気候や気温である地域が多いです。 冬は地域によっては氷点下まで気温が下がるところもあり、日本より寒い気候や気温が続きます。
例えば、トロント冬は氷点下の寒さになり、1月の最高気温は-1℃、最低気温は-7℃、平均気温は-4℃と厳しい寒さに見舞われます。
基本的には国土全体を通して過ごしやすいですが、カナダは日本よりも寒い国。場所によっては厳しい冬を過ごさなければいけない場合もあります。
物価
カナダでは、日本と比較して物価がすごく安いと感じることはあまりないかもしれません。
都市部と地方部でもそれほど差はないようですが、「州税」という税金があるので、州による物価の違いがあります。
穀物や肉類などは日本と同程度ですが、野菜やフルーツなどは日本よりも安いものが多いです。また、魚は日本と同程度もしくはやや高めです。酒類やタバコなどの嗜好品、紙製品、チョコレートやスナック菓子などの加工品なども、日本に比べて高く感じることが多そうですよ。
チェーン店系のファーストフードなどは日本より安いケースが多く、コンビニでスナックを購入するよりもファーストフードの方が経済的なことも少なくありません。
例えば、マクドナルドでハンバーガーのセットは4~5ドル程度帰るそうです。日本よりも少し安い程度ですが、日本のマクドナルドとカナダのマクドナルドはメニューのサイズが段違い。カナダの方がでかく、サイズは1.5倍くらいです。なので、メニューが少なくてもおなか一杯になるそうですよ。
治安
カナダは世界的にみると治安が良い留学先ですが、日本と比べてみると、カナダの国全体の犯罪発生率は日本の5倍となっています。
何故、発生率が日本よりも多いのか、その大きな要因は軽犯罪の多さから表れています。
カナダで一番私達、留学生や外国人が巻き込まれる軽犯罪のひとつは、置き引きやスリです。
例えば、席を確保するために荷物を机やイスに置いたままにする行為は、日本ではよくみられる光景で置引の被害に合うこともあまりありません。しかしカナダでは、図書館やカフェ、学校などで置引に被害に合うことがあります。
携帯や財布、現金、パソコン、パスポートなど、貴重品は席を離れる時は必ず携帯する必要があります。特に図書館やカフェなどは誰でも利用でき、人の出入りも多いので、特に気をつける必要があります。
その他、大きな犯罪に巻き込まれる事はないでしょう。カナダは他の先進国と比較して厳しく銃規制がされているので、凶悪犯罪の類はそう多くはありません。
ですが、アメリカと隣り合っていることもあり、銃の密輸が行われているのも事実。
万が一の場合に相手が銃を持っている可能性があることを考え、身を守ることを第一に行動する必要があるかもしれません。夜間に治安が比較的悪い場所、人気がない場所には出歩かないようにしましょう。
今後は学校、生活の事も紹介していきたいと思います。
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