語学留学するなら長期がいい!? 長期留学のススメ

カナダに約9か月間語学留学をしていたkuraraです!
当時通っていた語学学校では多くの日本人に出会いました。年齢は大体20歳~30歳でしたが、9か月間同じ語学学校に通っていたのは私だけでした。夏休みを利用した短期留学や、ワーキングホリデービザで最初の数か月は語学学校へ行き、その後カフェや日本食レストランで職務経験を積む方がほとんどだったのです。
他の国からの留学生も、半年以上語学学校に行く人はまれで、どんどん友人が帰国してしまい少し寂しく感じたこともあります。
しかし、長期留学は私の人生を大きく変えるターニングポイントとなりました!
短期ではなく長期留学をなぜ勧めるのか、今回はご紹介いたします!
ネイティブのように話せるようになるにはとにかく時間がかかる!
私の場合ですが、渡航した時点での英語力は初級レベルでしたが、9か月かけてようやくC1と呼ばれる上級レベル(ヨーロッパ言語共通参照枠が定める語学力)まで到達することができました。
ただ、他のクラスメイトとは違いペーパーテストでの成績がよかったためにそのように判断されたものの、実際のスピーキング力はB1~2程度。日常会話は問題ないけれど、オフィスでの仕事はできない語学力でした。
ネイティブスピーカーレベル(C2)になるには、学習時間が1000~1200時間必要と言われていますが、それ以上の努力が必要です。
ちなみに私は一昨年から今年までの約2年間、月4回のペースでフランス語を勉強していました。
月4回×60分×24か月=合計5760時間勉強した計算になりますが、私のフランス語のレベルはA2(初級)です。
海外旅行で困らないほどの会話ができるようになるにはそれほど時間がかかりません。
しかし、バッチリ話せるようになりたいということであれば長期留学をするのが一番効果的だと言えます。

将来海外で暮らしたいならなるべく長く滞在しよう!
何のために語学留学するのか、にもよりますが、「将来海外で仕事したい!」という気持ちを少しでも持っているなら、長期留学を経験したほうが絶対に良いです。
短期留学では面倒な手続き(ビザや家探し)が少ないので本当に海外で暮らすとなった時に「短期留学した時はこんなに大変じゃなかった!」とがっかりするかもしれません。
また、海外での1か月はあっという間に過ぎます。
すべてが新鮮で、生活に慣れるのに必死でいるとすぐに半年が過ぎてしまいます。
ホームシックにならないか、海外で暮らしていて文化の違いに対して常にストレスを感じていないかなど、自分が本当に海外でやっていけるのか見極めるためには、最低でも半年以上は留学したほうがよいでしょう。

就職活動には“しっかりとした目標”のある長期留学が強み?!
実は、長期留学した場合であっても、語学力が伸びないことがあります。私の知り合いにも何人かいますが、原因としては明確な目標(例:TOEFLで100スコア目指す)を掲げず、なんとなく日々を過ごしてしまうからだと思います。
留学生同士で話したり、語学学校の授業に出ていたりしても、それだけでは就職活動および転職活動の自己PRとしては弱いです。
出国前と帰国後、英語であればTOEICやTOEFL、IELTSといった語学試験を受け、どれくらい自分の語学力がUPしたのか把握することが大切です。
過去と今の自分を比較することで、どれくらい努力したのか証明することができます。
いかがでしたでしょうか。私は長期留学を経験したことにより、就職活動で苦労することなく、今でも英語を話せる状態を保っており、自分の強みとなっています。
長期留学を次に経験するのはあなたの番です!