医療英語を学ぶカナダ語学留学。費用は?どんな語学学校がある?
こんにちは。留学voice特派員のなおです!
近年日本を訪れる外国人観光客が増加傾向にあり、2020年のオリンピックイヤーでは多くの外国人観光客が日本へ押し寄せるでしょう。また、観光客だけではなく留学生や移住者も増えてきています。日本社会も、そうしたグローバル化に対応していかなければならない状況にあります。
今回は、お医者さん、ナース、その他医療従事者、またはこれらの職を目指している方向けの医療英語を学ぶカナダ留学をご紹介したいと思います。
医療英語とは
医療英語とは、医療従事者のための英語です。仕事をする上では、日常生活では使わないような表現を学ぶ必要があります。そのため、ビジネス英語を学ぶ方も多いですが、医療現場では専門用語も多く特殊な英語を学ぶ必要があります。専門用語をただ英語で覚えるというわけではありません。患者さんとのコミュニケーションに必要な英語をはじめ、医療現場で必要な英語に焦点を当てて英語を学んでいきます。
医療英語コースを持つ語学学校では、実際に医療従事者、経験者が講師を務めることや、医療現場の視察、ボランティアとしての参加する機会などを提供していることも多く、英語以外にも多くのことが学べると思います。
カナダ留学でおすすめの都市
トロント
カナダで最も人口の多い都市であり、カナダ経済の中心として知られています。世界的に見ても経済的に発展している街であり、小さなニューヨークと呼ばれることもあります。
80以上の異なる人種がおり、世界で一番多文化な都市とも言われています。
犯罪率が比較的低く、治安も良く、世界で一番住みやすい都市ランキングでも上位に位置しています。
田舎より大都市が良い!という方にはお勧めです。
バンクーバー
バンクーバーオリンピックが開かれたことで名前を知っている方も多いのではないでしょうか?トロント、モントリオールに次ぐカナダ第3の都市です。人種、民族が非常に多様であり、人口の半数以上が英語以外も話すことができます。自然が豊かな一方、近代的な建物も多く、都市としての魅力もあります。世界で一番住みやすい都市ランキングではTOP10の常連です。
医療英語を学べるカナダの語学学校
English School of Canada (ESC) トロント校
ESC の医療英語プログラムは、医師、看護師、歯科衛生士等を目指す方、又は現在医療現場で働いている方向けの医療分野の英語を学ぶプログラムです。プレゼンテーションや現場さながらのロールプレイも含みます。
16週間のプログラムですが、最短4週間から受講が可能です。
プログラム16週間すべてを履修した方には、カナダ・トロントの医療現場を実際に体験できるボランティアを紹介してくれるそうです。ただし、ビザ等の状況により100%手配できるわけではございません。
英語のレベルは、中級以上の方 (レベル7以上)を対象としています。
>English School of Canada (ESC) トロント校
費用
- 16週間コース(週 22.5時間):$5,700
- 12週間コース(週 22.5時間): $4,315
- 8週間コース(週 22.5時間):$2,925
- 4週間コース(週 22.5時間): $1,485
International Language School of Canada(ILSC)バンクーバー校
ILSCバンクーバー校では、医療を専門とする方のために作られた最長12週間のプログラムを提供しています。医療現場において患者や他のスタッフと円滑なコミュニケーションを行うために必要な専門用語を含むボキャブラリー、リスニング能力、英会話力の向上を目指します。プログラムは最長12週間ですが、以下の4週間コースが3つで構成されています。
①CERTIFICATE IN PHARMACY, EXAMINATION RESULTS, AND SYSTEMS OF THE BODY
泌尿器系、血液循環、筋肉、骨格、緊急医療 / 緊急治療 ER 、手術前/手術後 2月 25日、神経系、リンパ系、呼吸器系、耳と目、消化器系、皮膚などを含みます。
②CERTIFICATE IN EMERGENCY CARE, SURGERY, AND SYSTEMS OF THE BODY
女性生殖器系、検査結果を患者に伝える、男性生殖器系、薬学と薬剤師、泌尿器系、血液循環、筋肉、骨格、緊急医療 / 緊急治療 ER、手術前/手術後、神経系、リンパ系、呼吸器系 、耳と目、消化器系、皮膚などを含みます。
③CERTIFICATE IN PERSONAL AND SPECIALTY CARE, AND SYSTEMS OF THE BODY
腫瘍学、エンドルフィンシステム、苦痛緩和治療、コミュニティヘルスケア、職業と理学療法、精神科医療、疼痛処理などを含みます。
どれか一つのみの受講も可能であり、証明書(Certificate)の発行もしてくれます。しかし、3つすべてのセッションを履修することで、Diplomaという日本では准学士号とも呼ばれるものを取得できます。Diplomaは複数科目の履修を要すCertificateより上位の資格です。
>International Language School of Canada(ILSC)バンクーバー校
費用
医療英語コース:$355/週
カナダ留学の滞在方法
ホームステイ
カナダ留学で一番メジャーな滞在方法は、ホームステイではないでしょうか。
語学学校に通う人は、語学学校が審査したホストファミリーを紹介してもらえるケースが多いです。ご飯も出してもらえ、現地の文化を身近に感じることもできるのでメリットも大きいでしょう。
一方、費用が少し高くなるというのがホームステイのデメリットです。そのため、長期留学の人は、最初はホームステイにして慣れてきた3か月ごろからルームシェアなどに切り替える人が多いです。
学生寮
語学学校に通うという人は、学生寮という選択肢もあります。しかし、カナダの語学学校では学生寮を持たないということが珍しくありません。
そのため、どうしても学生寮が良いという人は学生寮を持つ語学学校を選ばないといけません。
ルームシェア
ホームステイに次いで人気の滞在方法だと思います。ルームシェアにする一番のメリットとしては、費用を抑えられるということです。そのため、前述したようにホームステイからルームシェアに途中で変える人が非常に多いです。
また、ある程度海外への不安がなく、費用を抑えたいという方は最初からルームシェアを選択する人がいます。
ただ、ある程度の留学期間でないとルームシェアするのが難しいということもあります。
カナダ留学のビザ
カナダ留学する際には、基本的に以下の3つのタイプに分かれると思います。
観光ビザ
便宜上、観光ビザと呼ばれていますがビザなしの状態です。日本国籍者はカナダへの観光の際、ビザが必要とされていません。また、語学留学であっても6か月以内であればビザなしでの入国が許されています。
しかし、6か月以上の長期留学の場合や、有給インターンを行う場合にはビザが必要にあります。
学生ビザ
6か月以上の留学の際には、学生ビザが必要となります。学生ビザには、週20時間の就労が可能となっていますが、英語やフランス語の語学留学の人は対象外となっちるので気をつけておきたいところです。
語学留学の人で、お金を払ってまで学生ビザを取得するメリットとしては、6か月以上の長期留学が可能になることと、ワーホリビザへの変更が容易という点でしょう。
留学中に、現地で色々な刺激を受けると思います。もし有給インターンやアルバイトなどに挑戦してみたくなった時に、ワーホリビザに切り替えることができます。
ワーホリビザ
カナダのワーホリビザを取得することで、半年間の就学と1年間の就労許可が与えられます。ボランティアやインターンシップはもちろん社員として働くことができます。
しかし、一生に一度までの申請となっているため、一度ワーホリビザを利用してカナダ留学した場合二度とワーホリによるカナダ留学はできなくなります。
それでも、カナダのワーホリビザの敷居はそこまで高くなく、人数制限もなく、年齢制限(18以上30歳以下)さえクリアすればそこまで大きな問題はないでしょう。
まとめ
比較的治安も良く、世界住みやすいランキングにランクインすることの多いことでカナダは留学先として人気です。ワーホリビザ取得のハードルも低く、様々な留学プランが考えられます。
医療に従事している方、または目指している方は是非カナダへの医療英語留学をチェックしてみてください!!!
また、留学voiceでは医療留学を扱っている複数留学エージェントから無料で資料請求することができます。まずは、いろんな留学エージェントの資料に目を通してみてはいかがでしょうか?