韓国留学の語学学校って実際どんなことをするの?どのくらい上達する?
みなさんこんにちは!韓国へ1年3ヶ月留学をしておりましたユンカと申します!
今、韓国は若い世代を中心に大人気ですよね。アイドル、コスメ、ファッションどれも魅力的で韓国語ができるようになりたい、自分の好きなアイドルが何を喋っているか理解したい!という方も多いのではないでしょうか。
そこで、韓国留学を実際に経験した私から学校、授業の様子を中心にレポートさせていただきたいと思います!是非最後までご覧ください^^
韓国の語学学校「語学堂」
まず、私はソウル市内にある語学堂へ通っていたのですが、珍しく日本人がほとんどいない学校でした。
ソウル市内は基本的にどの語学堂も日本人が多いイメージで、日本人がクラスの大半を占めることもあると聞いていたのですが、私の入った時はクラスに日本人が私しかいませんでした。
期間は春、夏、秋、冬学期と3ヶ月ずつで1学期、1級ずつ進級となります。日本の学校と同じで、平日5日間の土日祝はお休みです。
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語学堂のクラスメイト
クラスメイトは台湾、中国、ナイジェリア、ウズベキスタン、ベトナム、ブラジルなどいろんな国から来ていてかなりグローバルな環境でした。
最初の初級の頃はもちろんみんな韓国語が喋れなかったので、英語と韓国語を混ぜて会話していました。
初級クラスは、授業中も英語で会話を始めてしまう子もいて脳内がパニックだった記憶があります。(笑)
1クラス大体10人〜15人程で、上の級にいくほど生徒数は少なかったです。
先生
月、水、金を担当するメインの先生と火、木の2日間を担当する2人の先生がいて、毎学期担任の先生は変わります。私は5学期いたのですが10人中男の先生は1人しかおらず女の先生がほとんどでした。
私の通っていた語学学校はほとんどの子が附属の寄宿舎に住んでいて、その寄宿舎が5,6階、教室や職員室が1,2階と同じ建物内にありました。なので授業後も先生に聞きたいことがあったりするとすぐにいける環境で先生方も親身になって聞いてくれました。
授業の初日に電話番号を教えてくれて、クラスのグループを作り基本的な伝達はカカオトークでします。
授業
私の通っていた語学堂は級関係なく全員が9時から13時までの4時間の授業でした。
その4時間を읽기(読み), 쓰기(書き), 듣기(聞き), 말하기(話す)に分けて教科書に沿って行っていきます。もちろん授業は全て韓国語で行います。
スタート時の韓国語のレベルはハングルがなんとなく読める、挨拶の単語を知っているという初級の状態で2級から始まりました。(全部で1級から6級まであります)
正直1級レベルだったのに2級に振り分けられ、先生の言っていることを周りが理解していて、最初のほうはかなりあたふたしました。でもいつからか自然と理解できるようになっていて、先生も難しい言葉は使わないようにゆっくり喋ってくれるので、みんなのペースに追いつくことができました。
先生に相談すればクラス移動もできたので、少し授業を受けてみて、クラスを上げたり下げたりする友達もいました。
읽기(読み)
主にその課で習う単語、長文問題を解く
쓰기(書き)
主にその日の課題に対しての自分の考えをノートに書いたりする(Topikの쓰기みたいな)
듣기(聞き)
主にCDを聞いて解説をしてもらいながら会話や電話の内容を聞き取り問題を解く
말하기(話す)
主に隣の友達とペアを組んで会話をしたり、1つの課題に対して意見を交換する、討論などもありました
宿題はその日習った部分のワークブック数ページと쓰기(書き)がでたり、さらにプリントが出る日もありました。
課外授業
1学期に2回ほど文化授業があり学校外に出て文化体験をする日があります。
例えば秋学期だと한글날(ハングルの日)があるので作文大会の実施、チャプチェ、チヂミなどの料理教室を行った学期もありました。
あとは景福宮や漢江、ロッテワールドに行ったり、コロナが酷かった時期はオンラインでマスク作りなどしたこともあります。
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テスト、プレゼンテーション
進級のかかる大きなテストが1学期で中間、期末と2回あります。
2日間に分けて行い1日は말하기(話す)のテスト、1日は읽기(読み)、쓰기(書き)、듣기(聞き)が50分ずつ行われます。
そして、もう1つの採点に入る大きな課題がプレゼンテーションです。
課題が提示されそこから原稿とpptの作成、そして本番に挑みます。原稿を見れないので暗記をするのですが日本語でさえ苦手な暗記を韓国語でするのはかなり苦労しました。
上級になるにつれ課題も難易度が高くなっていくので、初級の頃は好きな顔のタイプが(笑)課題だったのですが中級では自分の国特有の伝統競技や祝日のプレゼン、上級では自分の国の過去と現在の都市の変化や尊敬している偉人のプレゼンをしました。
単語も難しくなっていくのでかなり辛かったです。。討論も採点に入り、幼少期からの二重言語の教育は必要か、不必要かという課題がでたり、、日本語でも難しい内容が多かったです^^;
すべての点数が70点以上だと、次の学期から進級が許されます。普通に課題をこなしていればほとんどの人は進級できます!
韓国語は他の言語より読めるようになるまでに時間はかかりませんが、読めるようになってからが勝負だと思います。
文の作りが日本語と似ているからこそ理解がしやすい部分も多いけれど、日本語では同じ単語を使うのに韓国では違う単語を使ったり、、なかなか違いがわからずややこしい文法や単語も多いです。
ですがそんな小さな疑問まで聞くことができ、韓国語を韓国語で勉強できる環境は本当に恵まれていると思います。
1学期(3ヶ月)だけから、それより短期で受け付けている学校もあるのでぜひ興味がある方は調べてみてください^^ 今はコロナの影響で日本からもオンラインで授業を行なっている学校もあるみたいですよ!