1ヶ月の短期語学留学におすすめの国・費用は？効果ないって本当？
夏休みなど長期休暇中に気軽に行ける、1ヶ月留学。
学生はもちろん、転職などキャリアアップのための社会人にも人気の短期留学ですが、たった1ヶ月間の留学に意味はあるのでしょうか？
また語学留学といっても、留学先の国は期間によって費用はまったく異なります。今回は1ヶ月間の短期語学留学についてご紹介します。
1ヶ月の短期留学は意味ない？メリット＆デメリット
「短期留学は意味が無い」という口コミなどを目にしたことがある人も多いと思いますが、それは現地での過ごし方によりけり。
たとえば1ヶ月という短期間では明らかに達成できないほど高い目標を立てていれば、「留学した意味が無かった」と感じることでしょう。
もちろん1ヶ月間の留学にはメリットもあれば、デメリットもありますので、それを知っておけば後悔のない留学をすることができますよ。
メリット
- 留学費用が安い
- 多くの国でビザ不要
- 英語を話すことに自信が付く
- 目標を明確にすればレベルアップ可能
- 外国人の友達が作れる
1ヶ月間でも留学をするメリットは、英語に慣れる、英会話に積極的になれるという点が大きいでしょう。
日本で英語の勉強をしていても周りは当然日本語ですし、英語を話す機会もかなり少ないですよね。なんとなく英語を話すことに恥ずかしさを覚える人も多いのでは？
その点留学先では、英語漬けの毎日を送れます。だんだんと耳が慣れてきて、少しずつ使える英語が増えていきます。
大幅なスキルアップはできなくても「英語が通じた！」「カフェで難なく注文ができた！」など、英語でのコミュニケーションに自信がつくと、英語力はどんどん伸ばせますよ。
デメリット
- 英語力がそこまで伸びるわけではない
- 慣れてきたころに、留学が終わってしまう
- コスパは長期留学より悪い
1ヶ月間という短期間の留学では、英語力が高く上がることはありません。たとえば英語力ゼロの状態の人が、1ヶ月留学をしたからといって、英語ペラペラになるのは無理があります。
現地の生活や英語でのコミュニケーションに慣れてきたころには帰国、となってしまい、「もう少し留学していたかった」と感じることも多いでしょう。
また短期滞在なので留学費用の総額は確かに安いのですが、渡航費が多くを占めることも多く、コストパフォーマンス的にはやや微妙。同じ渡航費を払うなら、長期留学の方がお得感は得られますよね。
1ヶ月の短期語学留学に行くならココ！おすすめ国・費用
基本的にどこの国でも、1ヶ月間の短期留学は可能です。各国各都市の語学学校では、30日間の短期集中コースが用意されていますよ。
とはいえ1ヶ月という短い期間になるので、なるべく無駄なく、コスパよく留学できる国がいいですよね。
ということで、1ヶ月の短期留学におすすめの国を集めてみました。
フィリピン（セブ島）
格安留学で人気のフィリピン。日本から5時間ほどのフライトで行けるので移動日が少なく、現地滞在時間が長く取れることから、短期留学にぴったりなんですよ。
また先生と生徒が1対1で行う「マンツーマン授業」が主流なのもポイント！自分の英語レベルに合わせて、集中して英語学習をしたい方にオススメです。
リゾート地でもあるので、休日にはビーチでリラックスすることもできますよ。
オーストラリア
年間を通して温暖な気候や、治安の良さから、初めての留学で人気のオーストラリア。
日本との時差が1時間しかないので、家族や友達との連絡が取りやすいのも安心できるポイントですね。
留学生のための法律（ESOS法）があるほど受け入れ態勢が整っており、英語学習の環境が良いのも魅力的です。
ニュージーランド
自然豊富な酪農王国ニュージーランド。オーストラリアに並んで、初めての留学先として人気の国です。
人の数より羊のほうが多いといわれるほど国の人口密度が低く、のんびりした雰囲気。ゆったりとした環境で、集中して学びたい方にオススメです。
牧場や農場も多くあるので、ファームステイをしてみるのもいいですね。
カナダ
高い教育水準で、移民の受け入れに積極的なカナダ。訛りの少ないプレーンな英語なので、語学学習に適した環境です。
留学先ランキングでは常に上位にランクインするほどの人気国なので、語学学校の数も多いところも魅力的。
初級から上級まで、自分の英語レベルに合った学校・クラスでの学習ができますよ。
アメリカ
アメリカは各国から多くの留学生が訪れる、不動の人気国。
多くの留学生を受け入れているため、語学学校やホームステイ先が多いのも魅力です。
ニューヨークなどの東海岸エリア、ロサンゼルスなどの西海岸エリアなど、都市によって気候や雰囲気が大きく異なりますので、自分に合った留学先を選んでくださいね。
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短期語学留学にオススメの滞在方法
留学先での主な滞在方法は、「ホームステイ」「学生寮」「シェアハウス」の3つ。
このうち1ヶ月間という短い期間での滞在なら、「ホームステイ」「学生寮」がオススメです。
ホームステイ
語学留学の定番といえば、ホームステイ。
現地の一般家庭の家族と生活することで、その国の文化やリアルな生活に触れられる点が魅力です。
ホストファミリーとのコミュニケーションで、英語力がアップするのもポイントですね。
なおホームステイではその家のルールがあります。ホストファミリーといい関係が気付けるように、マナーを守って生活しましょうね。
語学学校の寮
語学学校での寮に滞在する場合、1人部屋から6人くらいのシェアルームまで、基本的には自由に選ぶことができます。
シェアルームの方が料金が安いですし、ルームメイトと仲良くなれるのでオススメ！
シェアラウンジやカフェテラスなどで、同寮の留学生とコミュニケーションを取る機会も多く、日常生活で英語を使う練習にもなりますよ。
1ヶ月の留学で効果ある？英語力が向上する人、しない人
短期の語学留学で気になるのは、語学力がどの程度上がるのか？という点。
さすがに1か月語学留学しただけで、スラスラ英語が話せるようになるのは難しいですが、集中してしっかり学べば、英語は上達するものですよ。
1ヶ月留学で効果がでる人
- 自分の性格に合った国選びができている
- 自分の英語レベルに合った学校・クラスに入学している
- 現実的な目標を立てている
- 苦手分野に絞って集中的に学んでいる
- クラスメイトと積極的にコミュニケーションが取れる
- 英語の間違いやちょっとしたミスは気にしない
- 留学後も継続的に英語を学んでいる
留学に行くこと自体が目的になってしまう人もいますが、大切なのは、留学中にどんな風に過ごして、何を得たいか？という目標です。
留学経験が無い英語力ゼロの人が、たった1ヶ月間で日常会話レベルの語学力を得ようとするのは無理がありますよね。
「まずは英語を話すことに慣れる」「とにかく日本語を使わずにコミュニケーションを取る」など、自分のレベルに合った具体的な目標を立てて現地で過ごすと、レベルアップを実感できるでしょう。
また英語力を上げるには積極性がとても重要。ちょっとしたミスなど気にせず、どんどん周りとコミュニケーションが取れる人は上達しやすいですし、友達もすぐにできますよ。
1ヶ月留学で効果が出ず、意味が無い人
- 目標が高すぎる
- 英語力が本当にゼロ、全く勉強をせずに渡航する
- 英語を話すのが恥ずかしい、間違えるのが怖い
- 日本人留学生と、ずっと日本語で会話しちゃう
- 授業以外の場で習ったこと実践しない
- イベントに全く参加せず、周囲と交流しない
- 留学後に英語の勉強をやめてしまう
1ヶ月間というとても短い期間で、英語力を少しでも上げたいなら、とにかく英語に慣れる必要があります。英語は使わなくちゃ、伸びません。
日本語で生活したり、恥ずかしくてクラスメイトと話さなかったりするのは、もったいないですよ。
そして大切なのは、留学後、身に付けた英語力を維持し、さらに上達させられるか、という点。
1ヶ月留学で学べることは限られています。せっかく学んだことを忘れないように、日本に戻ってからも英語学習を継続しましょう。
自分の目標をしっかり持って、学び続けることが大切ですよ。
まとめ
1か月の語学留学でも、自分の目標や目的を明確にして、チャレンジすることが大切！後悔しないように、しっかり留学準備をしてくださいね。
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