アメリカの大学進学に必要なSAT(エスエーティー)とは?
アメリカの大学へ進学するための審査の1つとして設けられているSATスコア。
「SATって何?」「どの程度、重要なの?」という疑問にお答えします!
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SAT(エスエーティー)とは?
SATは、アメリカの大学に進学するための標準テストの1つで、大学進学適性試験のこと。留学生のためのテストではなく、アメリカの高校生も受験をする共通テストです。 民間の非営利団体「カレッジボード(College Board)」が運営しています。 https://collegereadiness.collegeboard.org/sat アメリカの大学へ進学を希望している人が受ける共通のテストで、学力を図る役割があり、そのために「標準テスト(Standardized Test)」ともいわれています。 また、SATには下記の2種類があります。SAT(Reasoning Test)
通常、SATといえば、このReasoning Testのことを指します。 SAT Reasoning Testは、簡単にいえば、英語と数学のテスト。 Critical Reading(読解)、Mathematics(数学)、Writing(ライティング)の3つの分野があります。 ※Writing(ライティング)の受験は任意になります。SAT Subject Tests
SAT Subject Testsは科目別のテストです。 ほとんどの大学が、SAT Reasoning Testスコアのみの提出を求めていますが、名門大学では、SAT Subject Testsスコアを求められることもあります。 科目の種類は下記。 <英語>- 英語 English
- アメリカ史 U.S. History
- 世界史 World History
- 数学レベル1 Math Level 1
- 数学レベル2 Math Level 2
- 生物 Biology E/M
- 化学 Chemistry
- 物理 Physics
- 中国語 Chinese
- フランス語 French
- ドイツ語 German
- 現代ヘブライ語 Modern Hebrew
- イタリア語 Italian
- 韓国語 Korean
- ラテン語 Latin
- スペイン語 Spanish
- 日本語 Japanese
Standardized Testとは?
大学進学を目指す学生が受験する、共通の標準テストのこと。 Standardized Testとして、アメリカで最も一般的なSATの他に、 SSAT(Secondary School Admission Test) ACT(American College Test) があります。 また留学生が受験するものとしては TOEFL(Test of English as a Foreign Language)があります。SATを日本で受験するには
試験日と申込期日を確認
まずは、試験日と申込期日を確認。アメリカでは年に7回実施されていますが、それ以外の国では実施回数や試験日が異なります。 日本では通常、年に6回実施されています。 ※実際の試験日は、College Boardのホームページを要確認。 http://www.collegeboard.com申込み
日本でSATを受けるには、SAT Programへ、ネット上から申し込みます。 その際には、College Board Accountへ会員登録が必要です。(無料) 申込完了後、受験票をプリントアウト。受験料支払い
- SAT $46 + Non-U.S. Regional Fees(East Asia/Pacific) $53
- SAT with Essay $60 + Non-U.S. Regional Fees(East Asia/Pacific) $53
試験当日
試験日に、受験票と身分証明書を持って会場へ。 また試験で使用できるものは、鉛筆、消しゴム、Math Sectionのための電卓。 普段、シャープペンシルを使用している場合は、鉛筆での試験練習がおススメ。SATのスコアで合否が決まる?
出願の際に必要で、合否に少なからず影響はありますが、SATのスコアのみで合否が決まるものではありません。 ただし、希望の大学に進学するためにも、何度か受けて高いスコアを目指すことがおススメです。 アメリカの大学進学をサポートしている会社などでは、SAT対策コースを設けているところがありますよ。大学・大学院留学 関連記事
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