アメリカの大学・大学院進学に必要!GPA(Grade Point Average)とは

アメリカ進学GPA

アメリカの大学・大学院に進学するのに、必要な学力。日本の大学や大学院と違い、入学試験さえ合格すれば、入学できる訳ではないので、大学に進学するなら高校の、大学院に進学するなら大学の成績証明書が必要になるんです。
今回は、成績証明書(Transcript)で重要なGPAについて、ご紹介します!

GPA(Grade Point Average)とは

アメリカで一般的に使用されている成績評価方法のこと。
世界で通用する基準のため、日本の大学でも導入され始めています。

ただし、日本の学校によっても、学業成績の評価方法は異なるもの。
そのため、日本での成績を、特定の算出方法で、GPAを出す必要があります。

通常、大学学部課程ではGPA2.0以上、大学院ではGPA3.0以上の成績が要求されますが、大学や大学院によっても異なりますので、事前によく確認しておきましょう。

GPA

GPAって、どう計算すればいいの?

アメリカの5段階評価

A(excellent)90~100 4ポイント
B(good)   80~89 3ポイント
C(average)  70~79 2ポイント
D(pass)   60~69 1ポイント
F(fail)    0~59 0ポイント

日本の4段階評価の換算表

優 またはA 80~100 4ポイント
良 またはB 70~79  3ポイント
可 またはC 60~69  2ポイント
不可またはD  0~59  0ポイント

GPAの出し方

GPA=(科目Aの成績×単位数)+(科目Bの成績×単位数)+‥‥
―――――――――――――――――――――――――――
総単位数(全科目の単位の合計)

例えば

英語 優  → 4ポイント×4単位 =16
歴史 優  → 4ポイント×4単位 =16
物理 良  → 3ポイント×2単位 =6
数学 可  → 2ポイント×4単位 =8
国語 可  → 2ポイント×4単位 =8
体育 不可 → 0ポイント×2単位 =0

GPA=(16+16+6+8+8+0)/18=3

GPAが低かったら、入学できない?

各大学や大学院によって、基準は設けていますが、入学の選考には成績以外にも、エッセイや課外活動など、自分をアピールできるものがあります。
人として魅力的な方を入学させたいと、学校側はしていますので、GPAが多少低くてもあきらめないで、チャレンジしてみることが大切です。

アメリカ進学

無事に入学できても、退学になる?!大学在学中のGAP

海外の大学は、日本と違って、入学しやすく卒業が難しいもの。
大学や大学院によって、一定の基準の成績を取ることができなかった場合、即退学!なんてことも。
取りたい授業でも単位が取れるのか、取れなかった場合のことなどもよく確認することが大切ですね。

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