3ヶ月の語学留学費用と効果は?意味ない留学にしないための方法
短期間の留学とはいえ、3か月間英語を学びながら生活するので、どの国に行くのか、よく比較して選ぶことが大切です。
今の語学力と目標としている語学力、費用など、バランスよく考えて、自分に合ったプログラムを見つけましょう。
今回は、3か月の語学留学についてご紹介します。
人気国を比較!3ヶ月の語学留学費用
国 | 3ヶ月の留学費用 |
---|---|
アメリカ | 180~200万円 |
カナダ | 160~180万円 |
オーストラリア | 140~160万円 |
ニュージーランド | 140~160万円 |
イギリス | 190~200万円 |
マルタ | 160~180万円 |
フィリピン | 80~100万円 |
(※含まれるもの:学費・滞在費・渡航費・生活費(食費)・お小遣い・保険)
表内の数字は、1ドル=150円で計算し、渡航費は直行便を想定していますので、やや高めの概算になります。
生活費やお小遣いの額は暮らしによって異なり、十分節約もできる部分なので、留学費用をもっと抑えることはもちろん可能!
留学費用や行き先に悩んでいる方は、留学ボイスのLINE相談で、気軽にメッセージしてくださいね。
アメリカ:180~200万円
アートやファッション、エンターテインメントなど刺激が多いアメリカ。
海外ドラマや映画に憧れてアメリカに留学する!というのも立派な理由です。せっかくの留学なので、楽しまなきゃもったいないですよ。
3ヶ月の滞在なら語学を学ぶだけでなく、ダンスやボランティアなどを体験してみるのもおすすめです。
カナダ:160~180万円
カナダは質の高い教育が受けられることで知られる国。
留学生向けの語学教育にも力を入れているため、人気の留学先ランキングでは常に上位です。
英語はもちろん、フランス語を学ぶことができますよ。
オーストラリア:140~160万円
留学生の受入れに積極的で、温暖な気候で年間を通して過ごしやすいオーストラリアは、語学留学で人気の国。
シドニーなどの都会でも海に面しているため、開放感があり、とても過ごしやすいですよ。
語学学校のアクティビティでは、マリンスポーツも楽しむことができます。
ニュージーランド:140~160万円
人口密度が低い自然豊かな国、ニュージーランド。
過ごしやすい気候と治安の良さから、留学やワーホリで人気が高い国です。
酪農が盛んで多くの牧場があるため、住み込みで手伝いをしながら滞在できるファームステイも人気です。
イギリス:190~200万円
歴史や伝統が色濃く残るイギリス。
イギリスといえば、大都市ロンドンへの留学をイメージするかもしれませんが、名門大学があるオックスフォードや、海辺のリゾート地ブライトンなどにも語学学校が多く集まります。
マルタ:160~180万円
地中海にある島国マルタ。
日本ではあまり知名度は高くないですが、ヨーロッパでは高級リゾート地をして有名なんですよ。
綺麗な海や美味しいグルメ、治安の良さ、穏やかな気候から、隠れた人気留学先です。
フィリピン:80~100万円
とにかく留学費用を抑えたい!という方に人気のフィリピン。
先生と生徒が1対1の、マンツーマンのプライベートレッスンが充実しているので、集中して英語を学びたい方におすすめです。
留学先の都市として人気なのは、リゾート地セブ島。放課後や休日にはマリンスポーツが楽しめますよ。
英語力は上がる?3ヶ月留学の効果
厳しい現実ですが、海外留学3ヶ月だけで過度な効果を期待するのはNG。
英語力ゼロの人がネイティブ並みになるのはもちろん、不自由なく生活できるくらいの日常会話レベルも、正直難しいでしょう。
日常会話で使われる英語は中学卒業くらいの学力といわれていますが、単語や文法は覚えられても、リスニングやスピーキングを苦手とする人が多いのです。
では3ヶ月で、どこまで英語力が伸ばせるのか、留学で得られる効果を見ていきましょう。
- 英語に耳が慣れ、聞き取れるようになる
- 英語を話すことに抵抗がなくなり、積極的になれる
- 短い英会話なら、迷わず話せる
- 英語試験のスコアアップは十分可能!
英語に耳が慣れ、聞き取れるようになる
短期留学でも伸びを感じやすいのが、リスニング力。
3ヶ月も海外生活をしていれば、英語漬けの毎日を送ることになります。
無意識のうちに耳が英語に慣れて、聞き取る力がついてきますよ。
知らない単語はその場ですぐ意味を調べるなどして、「わからないまま」にしておかないのが大切です!
英語を話すことに抵抗がなくなり、積極的になれる
3ヶ月間毎日英語を話していると、だんだんと英語でコミュニケーションをすること自体へのハードルが下がります。
「自分の英語が通じた」「相手の言うことが理解できた」など、小さな積み重ねで、どんどん自身がついてくるでしょう。
精神的な話?と思われるかもしれませんが、実はこれがとっても重要!
”英語で会話できた”という成功体験が自己肯定感を育て、英語でのコミュニケーションに、さらに積極的になれるんです。学習へのモチベーションも保てますよ。
気持ちが前向きになれば、英語力が低い人ほど伸び幅がありますよ。
短い英会話なら、迷わず話せる
「おはよう!昨日遅かったけどよく眠れた?」
「一緒にランチ行こ~。こないだ話してたカフェはどう?」
「ベーグルとカフェラテ、テイクアウトでお願いします」
など、短い日常会話なら迷わず話せるようになるでしょう。海外旅行では困らないくらいの英会話力ですね。
ちなみに語学学校の先生やクラスメイトは理解しやすい英語で、ゆっくりと話してくれますので、自身の英語力向上をよく感じられると思います。
一方、街中で飛び交う英語は早く、スラングも多いので、全く聞き取れないなんてことも。
学校外での地域コミュニティやイベントに参加するなどすると、ネイティブスピーカーとの交流ができて、英語力の向上に役立ちますよ。
英語試験のスコアアップは十分可能!
進学や転職、海外の大学入学のために、TOEFLやIELTSのスコアを伸ばしたい人は、3ヶ月でも十分成果が得られるでしょう。
多くの語学学校では、「一般英語コース」といった英語の総合力を高めるコースのほかに、「TOEFLコース」「IELTSコース」などの試験対策用のコースを用意しています。
その中でもフィリピンのいくつかの語学学校では「点数保証コース」というものがあります。
留学期間中に目標スコアに到達できなかった場合、延長時の授業料を学校側が負担してくれる、という驚きの仕組み!
絶対にスコアアップを目指したい!という人にはおすすめですよ。
「3ヶ月じゃ意味ない」とは言わせない!留学中にすべき3つのこと
「3ヶ月の短期留学なんて、意味ないでしょ?」
「そんな短い期間で、英語が話せるようになるはずないじゃん」
など、ネガティブなことを言われたり、自分でも思ったりしていませんか?
確かに留学に行けば自動的に英語が話せるようになる、という考えはNG。語学学校の授業を受けているだけでは、英語力は伸びません。
それでも留学が意味ない、なんてことはありません。
「3ヶ月の短期留学を自分にとって価値のあるものにするぞ!」と、意識して生活をすれば、必ず得るものがありますよ。
何事にも積極的になろう!
英語を話すこと自体に恥ずかしさを覚えてしまい、なかなか他人とコミュニケーションが取れない日本人はとっても多いです。
単語や文法のミスを怖がったり、「伝わらなかったらどうしよう」と心配したりするかもしれませんが、失敗を恐れる必要はありません!
完璧を求めずに「間違えてもいいや」という気持ちで、どんどん英語を話しましょう。
相手の言っていることがわからなかったら、「ごめん、早くて聞き取れなかった。もう一回言って?」「その単語って、○○っていう意味?」など、聞き返してOK!
クラスメイトにも自分から積極的に話しかけて、気の合う友達を作りましょう。
友達を作るための方法は?
友達作り&英語力UPには、語学学校のアクティビティを活用しよう!
クラスメイトと仲良くなりたいと思っていても、お互い語学初心者の場合は会話が続かず、うまくコミュニケーションが取れないもの。
3ヶ月という短い留学期間でも友達を作りたい人は、語学学校のアクティビティに積極的に参加するのがオススメです。
ハロウィンやクリスマスなどのパーティ、バーベキュー、スポーツ大会、観光など語学学校によってさまざまなイベントが開催されています。
初めはコミュニケーションがとりづらくても、一緒に体験することで距離が縮まり、英語の勉強にもなりますよ。
日本語は使わないで生活しよう!
クラスメイトに日本人がいる場合は、つい日本語で話してしまいがちですが、できるだけ控えましょう。
せっかく英語を学ぶために留学しているのに、日本人とばっかり交流しているのはもったいないですし、何より英語力が伸びませんよ。
日本人を避ける必要は全くありませんし、同じ境遇の友達として仲良くなれると思いますが、「日本語は使わない」などのルールを設けてみるのがおすすめ!
3ヶ月留学の滞在方法は、何を選ぶ?
語学留学の場合、メインの滞在方法は3つ。
- ホームステイ
- 学生寮
- シェアハウス
それぞれ利点があるので、詳しく紹介していきます。
短期留学の一番人気は、ホームステイ
短期の語学留学で一番の人気は、やっぱりホームステイ。現地の一般家庭で一緒に暮らすことで、リアルな生活を体験できます。
ホストファミリーとのコミュニケーションが取れるので、短期滞在でも英語力をグッと伸ばせるでしょう。
実際に現地で生活をしている家庭なので、地元のカフェやレストラン、安いスーパーマーケットなどの情報が聞けるのも魅力ですね。
ホームステイは朝夕の2食付き・シングルルームが基本ですが、食事なしや3食付き、シェアルームが選べるところもあります。
なおホームステイ先を自力で探すのは難しいので、語学学校に手配料を支払って、アテンドしてもらうのが一般的です。
語学学校の学生寮
語学学校に一緒に通う留学生と一緒に暮らす、学生寮も選択可能です。
ルームメイトとはすぐに友達になれますし、共有スペースには世界中の留学生が集まるので、いろいろな人とコミュニケーションを取りたい人におすすめです。
ホームステイよりも、やや自由度が高いところが魅力的ですね。
また多くの寮が学校の近くにあるため、交通費がかからないのもうれしいポイント。
ホームステイ→シェアハウスに変更
3か月留学の場合、2か月目以降で滞在方法を変える方も多くいます。
ある程度の語学力が身についている方であれば、シェアハウスへの引っ越しにチャレンジしてみるのもおすすめ!
家賃にもよりますが、自炊を中心にすれば滞在費用をかなり節約することができますよ。学校以外のコミュニティができるのも、面白いポイントです。
家事など生活のすべてを自分たちで行う必要はありますが、すべてが揃ったホームステイや寮生活では得られない経験をすることができるでしょう。
3ヶ月の短期語学留学のよくある質問
ビザは必要?
3ヶ月の滞在なら、ビザ不要の国が多いです。
なおビザは必要なくても、電子渡航認証(ESTAなど)は必須という国が多いので注意しましょう。
- アメリカ:90日以内はビザ不要(ESTAは必要)
- カナダ:6ヶ月以内はビザ不要(eTAは必要)
- オーストラリア:3ヶ月以内はビザ不要(ETAは必要)
- ニュージーランド:3ヶ月以内はビザ不要(NZeTAは必要)
- イギリス:6ヶ月以内はビザ不要
- マルタ:90日未満はビザ不要
- フィリピン:ビザ不要(現地で申請可)
※2024年3月時点の情報です
留学保険に入るべき?
1週間ほどの本当に短い期間ならクレジットカード付帯の海外旅行保険でいいかもしれませんが、3ヶ月間の留学なら、きちんと保険に入っておいた方がいいですよ。
海外でケガや病気をした場合の治療費、他人への賠償トラブル、盗難などが補償対象となります。
留学保険への加入を必須とする語学学校もありますので、必ず加入しましょう。
保険代は3ヶ月で6万円程度です。
お小遣いはいくらくらい持っていく?
3ヶ月間滞在する場合のお小遣いは、行き先の物価や交際費(外食費)によって大きく異なります。
ニューヨークなど物価が高い都市の場合、1ヶ月で10万円くらいのお小遣いは準備しておきたいところ。
例えば毎日1杯のカフェラテを買い、週2回友達とランチするだけでも、1ヶ月で5~6万円は必要になります。
もちろん外食を徹底的に減らして、周囲との交流を断てば、節約はできます。
でもせっかく3ヶ月も滞在できるのですから、友達との交際費はある程度余裕を持って準備をしておいて、留学生活を楽しんでくださいね。
留学に行くためには、語学力は最低限どのくらい必要?
語学初心者から受け入れている語学学校がたくさんありますので、英語力が低くても留学は可能です。
とはいえ、語学学校での授業はすべて英語で行われるので、留学前の勉強は必須!
最低でも中学卒業レベルの単語や文法は復習し、リスニングの勉強をしておいたほうがいいでしょう。
留学先の国や都市はどうやって決めればいい?
語学の習得をメインにするのか、現地の文化や生活も楽しみたいのかなど、留学の目的によって行き先を選びましょう。
さらに3ヶ月間の留学となると、暮らしやすさにも目を向ける必要があります。
- 気候
- 治安
- 物価
- 交通の便
- 田舎or都会
など、現地でのリアルな生活情報をリサーチして、ストレスなく楽しめる留学先を見つけましょう。
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